コロッケには、ポテトコロッケやカニクリームコロッケ、かぼちゃコロッケなど様々な種類があり、食卓の定番ですが、高カロリー・高糖質でダイエットに不向きです。

しかし、ダイエット効果もあり、食べ方次第では太りにくくできます。

コロッケのカロリー・糖質、太りにくくするコツを紹介します。

ダイエットに不向きのコロッケでも太りにくくできる?

コロッケといえば、ポテトコロッケやカニクリームコロッケ、かぼちゃコロッケなど様々な種類があり、今やコンビニでも低価格で購入することができるようになっており、食卓の定番とも言える揚げ物の一つです。

そんなコロッケですが、高カロリー・高糖質な上に、太る要素も多く含まれているので、一般的にはダイエットに不向きの食べ物と言われています。

しかし、コロッケにもダイエット効果が少なからず含まれているので、食べ方次第では太りにくくすることができます。

今回は、コロッケのカロリー・糖質量、食べ方の注意点、コロッケが持つダイエット効果、太りにくくする食べ方・コツなどを紹介します。

コロッケのカロリー

コロッケの種類別のカロリー(1個あたり)

  • ポテトコロッケ:約180kcal
  • カニクリームコロッケ:約218kcal
  • かぼちゃコロッケ:約236kcal

コロッケの種類別のカロリーを紹介しましたが、比較してみるとポテトコロッケのカロリーが一番低く、太りにくいと言われています。

コロッケ以外の揚げ物のカロリー(1人前あたり)

  • メンチカツ:約268kcal
  • とんかつ:約436kcal
  • フライドチキン:約286kcal

コロッケ以外の揚げ物のカロリーと比較してみると、コロッケのカロリーが低いように見えますが、高カロリーな揚げ物の中でカロリーが低いということであり、食品全体で見ると、コロッケのカロリーは十分高カロリーと言うことができます。

コロッケの糖質量

コロッケの種類別の糖質量

  • ポテトコロッケ:約17.3g
  • カニクリームコロッケ:約14g
  • かぼちゃコロッケ:約22.8g

コロッケの種類別の糖質量を紹介しました。

このように比較してみると、カニクリームコロッケの糖質量が一番低いと言えます。

コロッケ以外の揚げ物の糖質量

  • メンチカツ:約9.6g
  • とんかつ:約8.7g
  • フライドチキン:約2.2g

このように、他の揚げ物と比較してみると、コロッケの糖質量がいかに高いかが分かります。

メンチカツやとんかつ、フライドチキンには、低糖質な肉類を使用しているので、糖質が低くなっていると言われていますが、一方で、コロッケはじゃがいもや生クリーム、カボチャなどの高糖質な食材を使用しており、糖質が高くなっているのです。

ダイエット中にコロッケを食べる際の注意点

脂質が高い

先ほど、コロッケのカロリーや糖質量が高いと紹介しましたが、コロッケは脂質量も高い食べ物です。

脂質が高いと、カロリーや糖質以上に太りやすくなり、肥満を招いてしまいます。

コロッケは高カロリー・高糖質・高脂質の三拍子が揃っていて、大変太りやすい食べ物なのです。

ダイエットをしている最中は、主にカロリーや糖質量の表示しか見ないという方が多いのですが、太ることと脂質の関係性もかなり高いので、今後は脂質の表示も確認するようにしましょう。

ソースのカロリーに注意

コロッケにソースをかけて食べる方が多いと思います。

そのソースにもカロリーが含まれていて、コロッケのカロリーにソースのカロリーがプラスされるので、より高カロリーになってしまいます。

また、ソースに含まれる塩分には、食欲を増進してしまう働きや、体にむくみを引き起こす原因にもなるので、ソースには注意するようにしましょう。

そんなコロッケにもダイエット効果があった!

食物繊維による整腸作用・満腹感の持続作用がある

じゃがいもには、「食物繊維」が豊富に含まれています。

この食物繊維には、整腸作用という、腸内環境を整えてくれる働きがあり、便秘を解消してくれます。便

秘が解消されることにより、体の老老廃物や毒素を排出しやすくなるので、ダイエットに効果的と言われています。

さらに、食物繊維には、腸内で水分を吸収すると膨らむ性質があり、お腹の中で膨らむことにより、少量で満腹感を得ることができ、1日の摂取カロリーをカットすることができます。

カニクリームコロッケならカニが代謝を高めてくれる

カニクリームコロッケに含まれるカニには、「たんぱく質」が豊富に含まれています。

このたんぱく質には、体の筋肉が作られるのを助けてくれる働きがあります。

ダイエット中に筋肉をつける行為は避けられがちですが、実はダイエット中こそ筋肉をつけた方が良いと言われています。

その理由は、筋肉には、体の代謝量を高めてくれる効果があり、1日の消費カロリーを多くすることができるためです。

ダイエット中こそ、筋力をつけるように意識しましょう。

かぼちゃがむくみを解消してくれる

かぼちゃコロッケのかぼちゃには、「カリウム」という成分が豊富に含まれています。

このカリウムには、むくみを解消してくれる働きがあると言われています。

人の体がむくむ原因は様々あるのですが、主な原因は余分な量の水分が体の部位に溜まることです。

そこで、カリウムを摂取してあげると、カリウムには利尿作用があるので、尿と一緒にその水分を排出してくれるので、むくみを解消してくれるという仕組みです。

腹持ちが良い

おやつにコロッケを食べたら、次の食事をあまり食べれなかったという経験をしたことはありませんか?

コロッケはとても腹持ちが良い食べ物で、長時間空腹を感じなくなるので、食事の量を減らせ、結果的に1日の摂取カロリーをカットすることができます。

しかし、腹持ちが良いからといって、ここでコロッケを食べ過ぎてしまうと、食事の目安となるカロリーを超えてしまい、かえって太る原因になるので注意が必要です。

ダイエット中のコロッケでも太りにくくする食べ方・コツ

夕食前に1個食べる

先ほども紹介しましたが、コロッケはとても腹持ちが良い食べ物の一つです。

そのため、食事の前にコロッケを1個食べると、食事の量を減らせるのでおすすめです。

また、朝食や昼食の前ではなく、夕食の前が良い理由は、通常夕食での摂取カロリーが1番高く、他の食事に比べ、より多くのカロリー量をカットできるためです。

摂取カロリーをカットできるのならば、朝食、昼食、夕食の3食の前にコロッケを食べれば良いのでは?と思う方も多いかもしれませんが、1日のコロッケを2つ以上食べてしまうと、摂取カロリーが高くなり、太る原因になるので、夕食の前のみにする必要があります。

ご飯などの炭水化物は食べないようにする

コロッケはご飯とよく合うため、ついついご飯を食べ過ぎてしまい、カロリーや糖質量が高くなってしまうということに繋がります。

ダイエット中にコロッケを食べる際は、ご飯やパン、麺類などの炭水化物はできるだけ避けるようにしましょう。

コロッケだけではお腹がいっぱいにならないという方は、炭水化物の代わりにサラダなどのヘルシーな食べ物を食べるようにすると良いでしょう。

高カロリー・高糖質なコロッケでも食べ方次第では太りにくくできる!

コロッケのカロリー・糖質量、ダイエット中の太りづらいコロッケの食べ方などを紹介しました。

紹介した通り、コロッケのカロリーや糖質は高く、さらに「脂質が高い」、「ソースのカロリーが高い」などのデメリットもあるので、ダイエットには不向きと言えるでしょう。

しかし、そんなコロッケにも、「便秘解消効果」、「代謝アップ効果」、「むくみ解消効果」、「腹持ちが良い」などのダイエット効果もあるため、食べ方次第では太りにくくすることが可能です。

ダイエット中にコロッケを食べる際は、今回紹介した、「夕食前に1個食べる」、「ご飯の代わりにサラダを食べる」などの太りにくくする食べ方を実践して食べてみてください!