餃子といえば、焼き餃子、水餃子、揚げ餃子など多くの食べ方がある食べ物です。

餃子は高カロリー・高糖質で、太る要素もあるので、ダイエットには向いていませんが、ダイエット効果もあり食べ方次第では太りにくくできます。

餃子の種類別のカロリー・糖質、注意点、太りにくくするコツを紹介します。

餃子は高カロリー・高糖質だが食べ方次第では太りにくくできる?

餃子といえば、焼き餃子や水餃子、揚げ餃子などたくさんの調理法や食べ方があり、日本でもおなじみの中華料理です。

そんな餃子ですが、小麦粉で作られた生地を油で焼いたり揚げたりしているので、高カロリー・高糖質です。

その上、それ以外にも太る要素が含まれていて、餃子はダイエットに向いていない食べ物と言えるでしょう。

しかし、その反面、餃子にはダイエット効果のある成分も含まれているので、食べ方次第では太りにくくすることが可能です。

今回は、餃子のカロリー・糖質量、餃子が持つダイエット効果、太りにくくする食べ方・コツなどを紹介します。

餃子のカロリー

餃子の種類別のカロリー(1個あたり)

  • 焼き餃子:約48kcal
  • 水餃子:約30kcal
  • 揚げ餃子:約80kcal

餃子が有名なお店として、餃子の王将、大阪王将、日高屋などが挙げられ、お店やレシピによって異なりますが、平均的なカロリーは上記に紹介した通りです。

このように、餃子の中で一番カロリーが低いのは、水餃子ということが分かります。

水餃子は、焼き餃子や揚げ餃子と違い、油を使用していないため、その分低カロリーとなっています。

餃子は1個あたりで見ると低カロリーですが、1個が小さく1個だけでは満足できずに5~6個食べることになるので、結果的に高カロリーになる可能性が高いです。

餃子の糖質量

餃子の種類別の糖質量(1個あたり)

  • 焼き餃子:約6g
  • 水餃子:約6.4g
  • 揚げ餃子:約6.4g

お店やレシピ、大きさによって異なるのですが、餃子の種類別の平均的な糖質量を紹介しました。

焼き餃子よりも、水餃子の糖質量が多いのは、使用する具材が水餃子の方が高糖質なため。

焼き餃子や揚げ餃子に使用される油には糖質は含まれていないので、焼いたり揚げているからといって、糖質量に大きな差は出ません。

1個あたりの糖質量は低く見えますが、1人前が5~6個となると、結果的には高糖質になってしまうので、注意するようにしましょう。

ダイエット中の餃子の注意点

ご飯のカロリーがプラスされる

餃子とご飯ってよく合いますよね。

ご飯のカロリーは、1膳あたり(150g)「約250kcal」と、餃子に負けず劣らずの高カロリーです。

焼き餃子1人前(5個)あたりのカロリーが、「約240kcal」なので、合わせると「約490kcal」になってしまいます。

ご飯は炭水化物で、他の食べ物よりも太りやすいので、ダイエット中に餃子を食べる場合は、ご飯の量を調節するようにしましょう。

醤油のカロリーがプラスされる

餃子につける醤油にもカロリーが含まれています。

餃子のカロリーに醤油のカロリーがプラスされることで、より高カロリーになり、太りやすくなる原因に。

さらに、醤油に含まれる塩分には、食欲を増進してしまったり、むくみを引き起こす原因になるので、つける醤油の量を減らすなどの工夫が必要です。

そんな餃子にもダイエット効果があった!

豚肉が脂肪を燃焼してくれる

餃子の餡の含まれる豚肉には、「カルニチン」という成分が豊富に含まれています。

このカルニチンには、脂肪を燃焼してくれる働きがあり、ダイエットに効果的と言われています。

また、豚肉には「ビタミンB1」というビタミンも含まれており、このビタミンB1が糖質の代謝を促してくれるので、痩せることができるのです。

ニンニクがコレステロール値を減少してくれる

餃子に含まれるニンニクには、「アリシン」という成分が豊富に含まれています。

このアリシンには、血液中のコレステロール値を減少してくれる働きがあります。

血液中のコレステロール値が減少することによって、体内の中性脂肪も減らすことができるので、痩せることができると言われています。

しかし、一方でニンニクには食欲を増進してしまう効果もあり、適量なら問題はないのですが、食べ過ぎてしまうと、食べることが止まらなくなる原因になります。

ニラがむくみを解消してくれる

餃子に入っている「カリウム」には、体のむくみを解消してくれる働きがあります。

人の体がむくむ原因は様々ありますが、主な原因は塩分を摂り過ぎることによるものです。

塩分を摂り過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、それを中和しようと水分が補給されます。この水分が体の部位に溜まることによって、むくみが生じます。

カリウムには利尿作用があり、尿と一緒にこの塩分や水分を排出してくれるので、頑固なむくみを解消することができるのです。

ダイエット中の餃子の食べ方

水餃子を選ぶ

ダイエット中に餃子を食べる場合は、水餃子を選んで食べるようにすると、太りにくくすることができます。

水餃子は、餃子の種類の中でも一番低カロリーな上に、油を使用しないため、脂質の量が少なく、太りにくいのです。

反対に、揚げ餃子は名前の通り餃子を揚げていて、かなり高カロリーになっているので、ダイエット中は避けるようにしましょう。

事前に食べる量を決める

ダイエット中に餃子を食べても太りにくくするコツとして、事前に食べる量を決めておく方法をおすすめします。

餃子は1つあたりの大きさが小さく、1口で食べれてしまうので、ついつい食べ過ぎてしまい、カロリーオーバーになり太るということに繋がりやすいです。

そこで、事前に何個までしか食べないということを決めておき、それ以上は絶対に食べないようにすると、食べ過ぎてカロリーオーバーするということが減り、太りにくくすることができます。

ダイエット中であれば「300kcal」までに餃子のカロリーは抑えたいので、焼き餃子なら6個まで、水餃子なら10個まで、揚げ餃子は最大でも4個を目安にしましょう。

酢とラー油をつけて食べる

ダイエット中に餃子を食べても太りにくくする食べ方として、酢とラー油をつけて食べる方法もオススメです。

お酢には、「クエン酸」が豊富に含まれています。

このクエン酸には脂肪を燃焼してくれる働きがあり、体に溜まった脂肪を効率よく排出することができます。

そして、ラー油には、「カプサイシン」という辛み成分が含まれています。

「カプサイシン」を摂取することにより、体や内臓が温まり、代謝を高め、1日の消費カロリーを増やしてくれます。

餃子のダイエット効果に、お酢とラー油のダイエット効果がプラスされ、さらに高いダイエット効果を発揮してくれるのです。

高カロリー・高糖質な餃子でも食べ方次第では太りにくくできる!

餃子のカロリー・糖質量、餃子が持つダイエット効果、ダイエット中の注意点を紹介しました。

紹介した通り、餃子のカロリーや糖質量は高く、「1つあたりが小さいので食べ過ぎてしまう」、「醤油のカロリーがプラスされる」などの、デメリットもあり、ダイエットには向いていない食べ物です。

しかし、そんな餃子にも、「脂肪燃焼効果」、「むくみ解消効果」、「コレステロール値を下げてくれる効果」などがあり、食べ方次第では太りにくくすることができます。

ダイエット中に餃子を食べる場合は、今回紹介した、「事前に食べる量を決めておく」、「お酢やラー油をつけて食べる」などの、太りにくくする食べ方を実践して食べてみてください!