みなさんのインドカレーのお供は、ナンですか?ご飯ですか?
ナンもご飯も、カレーによく合い、美味しいですよね。
しかし、どちらにせよ、太らないかカロリーが気になるものです。
カレールーのみのカロリーと糖質
- カレールーのカロリー:約380kcal(1食あたり)
- カレールーの糖質量:約80g(1食あたり)
カレールーのみのカロリーと糖質量を紹介しました。
このカロリー・糖質に、ナンやご飯のカロリー・糖質がプラスされるので、結構な高カロリー・高糖質な食べ物と言えます。
では、ダイエット中にカレーを食べるとしたら、ナンとご飯どちらが向いているのでしょうか?
ナンのカロリーは?
ナンのカロリーは、「約261kcal(1食100gあたり)」。
ナンは小麦粉を原料としており、バターや牛乳などが入っていて、さらに油で焼くためカロリーが高くなっています。
しかし、一方ご飯のカロリーが1食180gあたり、約302kcalなので、ご飯よりもナンのカロリーが低いということがわかります。
とはいえ、ご飯と比べればカロリーが低くても、十分高いカロリーと言えます。
カロリーを抑えるには、これから紹介するコツを実践するかカロリーカット系のサプリメントなどを取り入れるかがおすすめです。
ナンの糖質は?
ナンの糖質は、約45g(1枚100gあたり)です。
ナンのだいたい半分は糖質ということになり、糖質量は高い部類に入ります。
ご飯の糖質量は、約65g(180gあたり)なので、ご飯よりは糖質量は少ないですが、それでもナンは糖質量が高いと言えます。
ナンのカロリーよりも糖質の方が気になるという方は、糖質カット系のサプリメントでも良いでしょう。
ご飯のほうが低カロリーは間違い?
ナンとご飯は、同じグラム数ではナンの方がカロリーが高いのですが、ナンの方が1食におけるグラム数が低いので、実際に食べる量に換算すると、ナンの方がカロリーが低いのです。
ご飯よりもナンの方がカロリーが高いとよく言われますが、それは同じグラム数で見た時の話。
つまり、ご飯の方が低カロリーというのは、間違いだったのです。
ナンはご飯よりカロリーは低いが、それでも高カロリー
ナンよりご飯のほうがカロリーが高いと紹介しましたが、それでもどちらも負けず劣らずで高カロリーな食べ物です。
カレールー単体でもかなりのカロリーがあるため、工夫して食べないと太る原因にもなってしまいます。
よりヘルシーにカレーを食べるなら、カロリーを抑える工夫をすることが必要です。
そこで高カロリーなナンを太りづらくするためにできることを紹介していきます。
高カロリーなナンを太りづらくする工夫
1、カレーの種類や具材に気をつける
カレーにはたくさんの具材が入っています。カレールーやナン、ご飯だけでなく、中に入っている具材のカロリーがあることを忘れないようにしましょう。
カレーの代表的な具材のカロリー
- じゃがいも:約45kcal(60gあたり)
- にんじん:約13g(35gあたり)
- たまねぎ:約17kcal(45gあたり)
- 牛肉(ビーフ):約70kcal(50gあたり)
- 豚肉(ポーク):約127kcal(50gあたり)
- 鶏肉(チキン):約100kcal(50gあたり)
カレーの代表的な具材のそれぞれのカロリーを紹介しました。
それぞれのカロリーは低いですが、全部合わせるとかなりのカロリーになります。
太らないためには、具材の量を減らしたり、より低カロリーな具材にするなどの工夫をしましょう。
2、自家製の低カロリーナンを作る
お店で食べることができるナンは、カロリーカットを目的としていないので、カロリーの高い材料がふんだんに使われて、作られています。
そんなときは、低カロリーなナンを自家製で作れば良いのです。
低カロリー・低糖質ナンのレシピを紹介します。
「おからナン」
- 《用意するもの》
- おから 50g
- ヨーグルト(無糖) 50g
- 全粒粉 50g
- ベーキングパウダー 小さじ1
《作り方》
1.ボウルに全部の材料を入れ、粉っぽさがなくなるまで、よく手でこねます。
2.ラップに包み、冷蔵庫で30分寝かせます。
3.30分後、冷蔵庫から取り出し、自分の好きな形にします。
4.オーブンで焼き目が付くまで焼いて完成!
《ポイント》
この「おからナン」は、バターや牛乳、砂糖を使用していないため、低カロリーかつ低糖質に仕上がっています。
また、使用するヨーグルトは無糖なのに注目してください。
せっかくおからナンを作る過程で、砂糖を使っていないのに、加糖のヨーグルトを使ってしまったら、カロリーが高くなってしまいます。
さらに、おからを入れることにより、整腸作用も期待することができます。
おからには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれ、便秘を解消してくれます。
その食物繊維は、水分を含むとお腹の中で膨らむ性質もあり、腹持ちが良くなる効果もあるので、痩せることができます。
「豆腐入りナン」
- 《用意するもの》
- 強力粉 40g
- ドライイースト 1g
- 砂糖 1g
- 塩 適量
- 豆腐 大さじ1
- オリーブオイル 小さじ1
- 水 15cc
《作り方》
1.ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れ、軽く混ぜます。
2.そこに水、豆腐を入れよくこねます。
3.オリーブオイルを入れ、5分程度こねます。
4.好きな形にして、フライパンで両面焼いて出来上がり!
《ポイント》
豆腐を使用したナンなので、低カロリーで美味しく食べることができます。
また、牛乳やバターなどの高カロリーになる原因の材料を使用していないので、さらにカロリー量をカットすることができ、さらに、サラダ油ではなく、オリーブオイルを使用しているので、ヘルシーに仕上がっています。
ナンにはダイエット効果もある!
ナンは高カロリーなため、太りやすいと紹介してきましたが、気をつけて食べればそれだけで太ってしまうというものではありません。
むしろ実は、ナンにもダイエット効果があると言われています。
そこで、しっかりと食べ過ぎに注意した上でにはなりますが、ナンに期待できるダイエット効果を紹介していきます。
腹持ちが良い
ナンは、とても腹持ちの良い食べ物です。
ご飯を食べるよりも、ナンを食べた方が長い時間空腹感を感じにくくなるのです。
その結果、間食を食べずに済み、さらには次の食事の量も減らすことができ、1日の摂取カロリーを大幅にカットすることができ、痩せることができます。
満腹感がある
ナンは、噛み応えがあり、よく噛まないと飲み込むことができません。
よく噛むことによって、あまり噛まないで食べるよりも満腹感が出るので、少ない量でお腹一杯になることができます。
その結果、摂取カロリーを少なくすることができるので、痩せることができます。
ナンは高カロリーなのでダイエット中は工夫が必要!
紹介した通り、ナンはご飯よりも低カロリーです。
とは言え、カロリーが高い食べ物の部類に入るので、注意が必要です。
しかし、ナンは工夫を凝らせば、ダイエット効果もあり、ダイエット中に食べても大丈夫な食べ物です。
是非、紹介した注意点を守り、工夫して食べてみてくださいね!