エビフライといえば、エビにパン粉をまぶし、油で揚げているため、高カロリー・高糖質な食べ物ですが、ダイエット効果も含まれており、食べ方次第では太りにくくすることが可能です。

今回は、エビフライのカロリー・糖質量、デメリット、エビが持つダイエット効果、太りにくくするコツを紹介します。

高カロリー・高糖質なエビフライでも食べ方次第では太りにくくできる?

エビフライといえば、エビにパン粉をまぶし油で揚げていて、見るからに高カロリーでダイエットに向いていない食べ物ですよね。

実際その通りで、エビフライは高カロリー・高糖質な上に、太る要素が多く含まれているので、ダイエットに向いていない食べ物です。

しかし、エビフライのダイエット効果を最大限に活かせば、食べ方次第では太りづらい料理に変わります。

今回は、エビフライのカロリー・糖質量、デメリット、ダイエット効果、太りにくくする食べ方・コツなどを紹介します。

エビフライのカロリー

エビフライのカロリーは、1本あたり(35g)「約102kcal」です。

100gあたりに換算すると「約292kcal」ほどと、やはり揚げ物なので高カロリーです。

エビフライ以外の揚げ物のカロリー(100gあたり)

  • 唐揚げ:約290kcal
  • とんかつ:約344kcal
  • カキフライ:約196kcal

このように他の揚げ物と比較してみると、エビフライのカロリーはそこまで高くないように見えますが、あくまでも高カロリーな揚げ物の中ではそこまで高くないということであり、食品全体で見ると、エビフライのカロリーは十分高いと言えるでしょう。

ここに、ソースやタルタルソース、ご飯、スープなどのカロリーがプラスされるので、より高カロリーになってしまいます。

エビフライの糖質量

エビフライの糖質量は、1本あたり(35g)「約6.3g」です。

100gあたりの糖質量は「約18.1g」ほどと、カロリー同様に、比較的高糖質となっています。

エビフライ以外の揚げ物の糖質量(100gあたり)

  • 唐揚げ:約4.2g
  • とんかつ:約8.7g
  • カキフライ:12.4g

このように他の揚げ物の糖質量と比較してみても、エビフライの糖質量が高いことが分かります。

エビフライは、エビにパン粉をまぶしているため、糖質が高いと言われています。

ダイエット中にエビフライを食べる際の注意点

脂質が多く、脂肪がつきやすい

エビフライはご存知の通り、油で揚げているので衣で覆われています。

その衣には、脂質が多く含まれていて、体に脂肪がつく原因になってしまいます。

脂質量が多いと、カロリーや糖質以上に太ってしまう原因になるので、注意するようにしましょう。

ソースやタルタルソースのカロリーに注意

エビフライにはソースやタルタルソースなどの調味料をかけて食べることが多いと思います。

しかし、その調味料にもカロリーが含まれているということを忘れてはいけません。

もともと高カロリーなエビフライに、高カロリーな調味料をかけてしまうと、さらに高カロリーになり、太る原因になります。

ダイエット中は調味料の量を減らすなどの工夫が必要です。

そんなエビフライにもダイエット効果があった!

エビのたんぱく質が代謝を高めてくれる

エビには「たんぱく質」が豊富に含まれています。

このたんぱく質には、体の代謝を高めてくれる働きがあり、ダイエットに効果的なのです。

たんぱく質を摂取すると、体の筋肉の生成を助けてくれます。

体に筋肉がつくと、体の代謝をアップしてくれ、1日の消費カロリーを多くすることができるので、痩せやすい体を手に入れることができると言われています。

ビタミンEが血行を良くしてくれる

エビフライには、「ビタミンE」というビタミンが豊富に含まれています。

このビタミンEには、抗酸化作用という若返り効果があると言われています。

人の内臓や細胞は日に日に老化しています。

内臓や細胞が老化すると、働きが鈍くなり、代謝が落ち、太りやすくなります。

そこで、ビタミンEを摂取すると、内臓や細胞が若返り、働きが活発になるので、代謝がアップし、1日の消費カロリーを多くすることができます。

キチン・キトサンが脂肪の蓄積を防止してくれる

エビフライには、「キチン・キトサン」という成分も含まれています。

あまり聞き慣れないキチン・キトサンですが、甲殻類に多く含まれている成分で、脂肪が体に蓄積されるのを防いでくれる働きがあり、肥満の予防に効果的と言われています。

さらに、キチン・キトサンには、蓄積された脂肪を排出してくれる働きもあり、まさにダイエットに万能な成分といえます。

アスタキサンチンが皮下脂肪を燃焼してくれる

甲殻類に多く含まれている「アスタキサンチン」は、エビやカニなどの赤色の素です。

このアスタキサンチンには、体の皮下脂肪を燃焼してくれる働きがあると言われています。

アスタキサンチンによって、皮下脂肪を効率良く排出することができると、メタボリックシンドロームの改善になり、痩せることができると言われています。

ダイエット中のエビフライの食べ方

レモンを絞って食べる

ダイエット中のエビフライでも太りにくくする食べ方として、レモンを絞ってかけて食べる方法をおすすめします。

レモンに含まれている「クエン酸」には、脂肪を燃焼してくれる働きがあるので、効率良く脂肪を排出することができます。

油で揚げないエビフライを作る

エビフライが高カロリーなのは、油で揚げているためです。

エビ自体のカロリーは低く、油で揚げなければ、多くのカロリーをカットすることができます。

  • 《材料(1人分)》
  • エビ 2尾
  • 塩胡椒 適量
  • マヨネーズ 適量
  • パン粉 大さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1

油で揚げない低カロリーなエビフライの作り方

1.エビの殻を剥き、背わたと筋を取り、薄めに塩胡椒を振る

2.フライパンにオリーブいるを敷き、パン粉を焼き色がつくまで炒める

3.エビ全体にマヨネーズを塗る。

4.炒めたパン粉にエビを入れ、全体にパン粉がくっつくようにする

5.オーブントースターにオーブンペーパーを敷き、エビを並べ、250度に熱したオーブンで15~17分を目安に焼き、完成!

高カロリー・高糖質なエビフライでも食べ方次第では太りにくくできる!

エビフライのカロリー・糖質量、エビフライが持つダイエット効果とそれを活かす食べ方を紹介しました。

紹介した通り、エビフライは高カロリー・高糖質な上に、「脂質量が多い」、「ソースやタルタルのカロリーが高い」などのデメリットもあり、ダイエットには向いていない食べ物と言えるでしょう。

しかし、そんなエビフライにも、「代謝を高めてくれる」、「血行を良くしてくれる」、「脂肪の蓄積を防止してくれる」、「皮下脂肪を燃焼してくれる」などのダイエット効果があり、食べ方次第では太りにくくすることが可能です。

ダイエット中にエブフライを食べる場合は、今回紹介した「レモンを絞って食べる」、「油で揚げないエビフライを作る」などの太りにくくする食べ方・コツを試してみてください!