低カロリー・低糖質・高タンパク質の「湯豆腐」。
低カロリーな湯豆腐がダイエット向きなのは有名ですが、工夫次第で湯豆腐ダイエットの効果は2倍にもアップすることができます。
今回は、湯豆腐のカロリー・糖質、ダイエット効果を倍にする食べ方、湯豆腐ダイエットの注意点を紹介します。
低カロリーな湯豆腐は工夫次第でもっともっとダイエット効果が高まる!
冬になると身体が温まるメニューとして、湯豆腐を食べる機会が増えますが、湯豆腐というとヘルシーでダイエットに向いているというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
最近では、主食を湯豆腐に置き換える「湯豆腐ダイエット」なども、効果が高いと話題になっています。
実際その通りで、食べ方さえ間違えなければ、湯豆腐は低カロリー低糖質で、ダイエットに向いて食べ物です。
しかし、湯豆腐のダイエット効果は、工夫次第で倍以上に高められるのを知っていますか?
今回は、湯豆腐のカロリー・糖質、湯豆腐のダイエット効果を倍増させる方法、湯豆腐ダイエットの注意点などを紹介していきます。
湯豆腐のカロリーは?
湯豆腐のカロリーは、木綿豆腐と絹ごし豆腐のどちらを使うかによって変わってきます。
1人前が豆腐半丁とすると、木綿豆腐で「約125kcal」、絹ごし豆腐で「97.5kcal」となり、やや絹ごし豆腐のほうがカロリーは低いことになります。
木綿豆腐は、絹ごし豆腐に比べると水分量が少なく、たんぱく質やそのほかの成分含有量が多い分、カロリーがやや高くなってしまうのです。
湯豆腐に使うのであれば、木綿豆腐よりも絹ごし豆腐のほうがダイエットには向いていると言えるかもしれません。
湯豆腐ダイエットを行うときは、基本的には白米を食べずに湯豆腐のみか、食べてもサラダ程度なので、かなりのカロリーがカットできると言えるでしょう。
湯豆腐の糖質は?
湯豆腐の糖質について、見ていきましょう。
まず絹ごし豆腐の場合の糖質は、100gあたり「1.7g」、木綿豆腐になると糖質は100gにつき「1.2g」になり、糖質に関しては絹ごし豆腐よりも木綿豆腐のほうがやや低いということになります。
お茶碗一杯の白ご飯が約150gとすると、炭水化物である糖質はおよそ55gになりますが、絹ごし豆腐で作った湯豆腐を仮に200g
ごはんはこのように炭水化物が多いですが、湯豆腐は絹ごし豆腐を200g(豆腐1丁が300~400g)食べたとしても糖質はたったの「3.4g」しか含まれません。
湯豆腐はカロリーが低いだけでなく、糖質も低いので、白ご飯の代わりに湯豆腐を食べることで、かなりの糖質を減らすことができるのではないでしょうか。
湯豆腐が持つダイエット効果
大豆イソフラボンや大豆レシチンが豊富
湯豆腐はカロリーが低い点以外にも、大豆イソフラボンや大豆レシチンが含まれていることでダイエット効果を得ることができます。
大豆イソフラボンは新陳代謝を活発にしてくれる働きがあり、大豆レシチンにはコレステロールの吸収を抑制する働きがあると言われています。
たんぱく質によって満足感を得られやすい
湯豆腐には、たんぱく質が豊富に含まれていますが、このたんぱく質のおかげで、お腹が膨らんだと感じることができます。
湯豆腐を1食に置き換えれば、カロリー・糖質が大幅にカットでき、そして満足度も高いので、ついつい食べ過ぎてしまうことや間食をしてしまうリスクが少なくなります。
温かさにより代謝がアップ
湯豆腐を食べることは、体を温めることになるので、血行促進につながり、代謝が高まります。
冷ややっこも湯豆腐同様に、低カロリー・低糖質で満足度も高いのですが、冷奴で豆腐を食べるよりも温かい湯豆腐にしていただくほうが、身体も冷えず、ダイエットにはふさわしいと言えるのです。
湯豆腐ダイエットの注意点
湯豆腐ダイエットは湯豆腐だけが基本
湯豆腐はカロリーは低くとも、湯豆腐だけの味では物足りないと感じて締めに雑炊やうどんを食べてしまうと、一気に高カロリーになってしまいます。
湯豆腐ダイエットをするときは、湯豆腐だけがメインと考え、湯豆腐だけで物足りないときは、サラダなど低カロリーで栄養バランスの優れたものを食べるようにしましょう。
栄養が偏りやすいので野菜やキノコを入れて食べる
豆腐は、大豆イソフラボンなどが含まれているとは言え、それだけでは栄養が偏ってしまいます。
栄養バランスを良くし、物足りないと感じずに済むためには、湯豆腐に豆腐だけでなく野菜類やキノコなどを入れると良いでしょう。
また、生姜やネギ、柚子など薬味の種類を豊富にすることで、違った味が楽しめて、味に飽きずに栄養バランスを良くなります。
湯豆腐のダイエット効果を高める工夫
湯豆腐は、熱々をゆっくり食べる
湯豆腐は熱いので、ふーふーと息をふきかけて冷ましながら時間をかけて食べる人も多いでしょう。
これはダイエットにおいてかなり重要なことで、できるだけゆっくりと食べることで、満腹感も得られ、胃にも吸収されやすくなります。
湯豆腐のダイエット効果を高めるポイントとして、熱々を時間をかけて、よく噛んで食べるようにすると良いでしょう。
薬味のダイエット効果を最大限に!
大根おろしやトウガラシを薬味に入れて食べると、よりいっそうダイエット効果が得られます。
大根おろしには「ジアスターゼ」という成分が含まれていて消化酵素として代謝が良くなりますし、トウガラシに含まれる「カプサイシン」も脂肪燃焼作用があります。
カロリーは低いものの、あっさりしてやや物足りなく感じる湯豆腐に、大根おろしやトウガラシは良いアクセントにもなるはずなので、積極的に薬味は付けるようにしましょう。
低カロリーな湯豆腐は食べ方次第で効果アップ!
湯豆腐のカロリー・糖質、湯豆腐のダイエット効果、湯豆腐ダイエットの効果を高める工夫などを紹介しました。
湯豆腐は、カロリー・糖質共に低く、脂肪燃焼や代謝促進につながる成分も含まれていることから、ダイエットに向いていることが分かりました。
また、湯豆腐は満足度が高く、ご飯などの主食を無くせて、カロリーカットができるという点もポイントが高いです。
さらに湯豆腐は、栄養価の高い野菜類やキノコも一緒に入れたり、大根おろしなどの薬味を工夫したりすることで、さらにダイエット効果が高まり美味しくいただけるでしょう。
ダイエット効果だけでなく、美容や健康にもオススメの湯豆腐ダイエット、ぜひお試しください。