みなさんは、牛乳に対してどのようなイメージがありますか?
高カロリー・高糖質で太るというイメージの方や、中には痩せれるというイメージの方もいて、意見が分かれるところかと思います。
そんな太るか痩せるか曖昧な牛乳ですが、カロリーは高いものの、栄養満点で飲み方次第では痩せることも可能な飲み物です。
今回は、牛乳のカロリー、牛乳ダイエットの方法・注意点、牛乳のダイエット効果、より効果を高める方法を紹介します。
牛乳のカロリーは?
牛乳のカロリーは、商品によって差はありますが、コップ1杯(200ml)あたりの平均的なカロリーは、「約134kcal」と言われています。
牛乳以外の他の飲み物のカロリー(1杯あたり)
- コーヒー:約6kcal
- 紅茶:約1kcal
- オレンジジュース:約84kcal
- コーラ:約92kcal
- カルピス:約92kcal
このように他の飲み物のカロリーと比較しても、牛乳のカロリーが高いことがわかります。
ちなみに低脂肪乳のカロリーは「約90~100kcal」、無脂肪乳のカロリーは「約70~90kcal」です。
牛乳ダイエットの方法
牛乳ダイエットの方法は、朝食、昼食、夕食を食べる前にコップ1杯の牛乳を飲むだけです。
牛乳には空腹感をやわらげてくれる効果があるため、食事の前に牛乳を飲むことにより、食事や間食の量を減らせるので、1日の摂取カロリーをカットすることができます。
牛乳さえあれば、どなたでも簡単に実践することができるので、人気のダイエット法です。
牛乳ダイエットは、1日の摂取カロリーを減らせることがメインの効果ですが、この他にも牛乳にはダイエット効果が沢山あると言われています。
まだまだある牛乳のダイエット効果を紹介していきます。
まだあった!高カロリーな牛乳が持つダイエット効果
カルシウムが代謝の高い体を作ってくれる
カルシウムといえば、骨や歯を丈夫で健康に保ってくれるという効果が真っ先に思い浮かびますが、実はカルシウムにはダイエット効果もあったのです。
人の体はカルシウムが不足すると、体脂肪が燃えにくくなり、体に脂肪がどんどん溜まってしまいます。
そこで、カルシウムを摂取してあげることによって、体脂肪が燃えやすくなり、痩せやすくなるという仕組みです。
アミノ酸が脂肪を燃焼しやすい体を作ってくれる
牛乳には、バリン・ロイシン・イソロイシンというアミノ酸が豊富に含まれています。
このバリン・ロイシン・イソロイシンという成分は、体の体脂肪が燃焼されるのを助けてくれる働きがあります。
牛乳を飲むだけでも、これらのアミノ酸の脂肪燃焼効果を期待することができるのですが、ここに有酸素運動や筋トレをプラスで行うことによって、より脂肪が燃えやすい体を作ることができます。
ダイエット中のストレスを緩和してくれる
ダイエット中はお腹が空いたり、なかなか効果が出なかったりストレスが溜まり、イライラしてしまうということも多いかもしれません。
ダイエット中にストレスを溜め込むと、そのストレスを抑えきれなくなってしまい、食べ物を暴食してしまったり、甘い物を欲したり、カロリーを摂取しすぎてしまい、太る原因になります。
そこで、牛乳に含まれるカルシウムを摂ってあげることによって、ストレスからくるイライラを取り除いてくれるので、ダイエットが無理なく続けやすくなります。
ダイエット中に牛乳を飲む時の注意点
お腹が弱い方は注意
牛乳を飲んでお腹を壊したことがある方多いと思います。
牛乳を飲んでお腹を壊す原因は人それぞれですが、ほとんどの原因は体質によるものだと言われています。
人によって、牛乳をお腹の中で消化できない人と、消化できる人に分かれますが、お腹の中で牛乳を消化できないと、腹痛や下痢の原因になります。
牛乳を飲むとお腹を壊すという方は、できるだけ飲むのを控えて欲しいのですが、もし飲む場合は、牛乳を温めてあげると、お腹を壊しにくくなると言われています。
低脂肪乳や無脂肪乳に注意
牛乳には低脂肪乳や無脂肪乳という種類もあります。
その名の通り、脂肪分が少ない牛乳なため、普通の牛乳よりもカロリーが低く作られています。
カロリーが低いということは、普通の牛乳よりも痩せれると思われがちですが、脂質が少ないため、普通の牛乳と比べると満腹感が少なくなっています。
その結果、食事や間食の量を減らすことができなくなり、太ってしまう原因になるので、普通に飲むときは問題ありませんが、牛乳ダイエットを実践している時は、ノーマルな牛乳を飲むことをおすすめします。
カロリーは高いので飲み過ぎに注意
牛乳はダイエットに効果的な飲み物ですが、先ほども紹介したように、コップ一杯「約134kcal」とカロリーは高くなっています。
高カロリーなため、飲み過ぎてしまうともちろん太る原因になる上に、お腹を壊したり、肌荒れなどの原因にもなるので、注意するようにしましょう。
牛乳でより痩せやすくする飲み方・コツ
寝る前にホットミルクを飲む
寝る前にホットミルクを飲むと、より痩せやすくすることができます。
寝る前に牛乳を飲むと、牛乳のたんぱく質に含まれるトリプトファンという成分が体に摂取され、後にトリプトファンが眠気を促すメラトニンという睡眠ホルモンに変換されます。
メラトニンが作られることによって、質の良い睡眠をすることができます。
人の体は安眠することによって分泌される成長ホルモン(別名:痩せホルモン)が、体の脂質代謝を促進させ、体脂肪の分解を助けてくれるため、痩せやすい体を作ることができます。
青汁牛乳もおすすめ!
牛乳に青汁を混ぜる青汁牛乳もおすすめです!
牛乳と青汁にはそれぞれ豊富なカルシウムが含まれています。
牛乳と青汁を一緒に飲むと、それぞれが持つカルシウムが摂取され、牛乳が持つ高い吸収率によって、体内にカルシウムが吸収されやすくなり、痩せやすい体を手に入れることができます。
青汁単体では苦味があり、飲みにくいという方が多いのですが、青汁牛乳は、抹茶ミルクのような味になり、飲みやすく美味しいと人気です。
高カロリーな牛乳で上手にダイエットを!
牛乳のカロリーと牛乳ダイエットの方法を紹介しました。
牛乳は高カロリーで、一見ダイエットに向いていないと思われがちですが、実は高いダイエット効果があり、飲み方次第では痩せることができる飲み物なのです。
是非、今回紹介した注意点を守り、より痩せやすくする飲み方を実践し、上手に牛乳ダイエットを試してみてください!