ダイエット中でも、ついつい食べ過ぎちゃうことありますよね。

とくに外食したりお酒を飲んだりすると、ダイエットをしていることを忘れて、次から次へと食べものを口に運んでしまいます。

そして、次の日…。体重計にのるとビックリするような体重に、ガッカリして落ち込んだりして…。

でも、食べ過ぎちゃうことはしょうがないんです。人間、食べることが好きですからね。

落ち込むことより、食べ過ぎてしまった後に何をするかが大事。消化を良くすることも食べ過ぎ解消にいいんですよ。

ということで今回は、食べ過ぎても食べたものを脂肪にさせない裏ワザをご紹介します。

1.48時間以内に食べ過ぎを調整する

先程も書いたように食べ過ぎた翌日は、体重計にのって落ち込むよりも、食べ過ぎの対策をすることが大事です。

食べたものが脂肪になるまでの時間

ところで、食べたものがどれぐらいで脂肪になるのか、あなたはご存知でしょうか?

1日?3日?1週間?えいえ、どれも違います。

じつは食べた物が脂肪になるには2週間かかるといわれています。意外と時間がかかるんですね。

ということは、この2週間で食事量を少なくしたり運動量を増やしたりすれば、脂肪を体にたまるのを防ぐことができます。

48時間以内に調整すれば太らない!

ここで「食べ過ぎても、2週間もあるから余裕じゃん!」と思うかもしれませんね。

ただ「2週間あるから」と思ってだらだらダイエットをしても、結局、食べ過ぎた分の脂肪を消費することができず、体にたまったしまう恐れがあります。

そこで、食べ過ぎの調整は2日間の48時間以内に済ませるようにしましょう。早ければ早いほどリカバリしやすいですからね。

次の記事では、食べ過ぎをリセットする方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。

後悔しなくて大丈夫!食べ過ぎた翌日にリセットする方法5つ

2.胃腸がしっかり働くよう、いつも整える

ダイエットのためには胃腸がしっかり働くよう、いつも整えておくことが大切です。

しかし、胃腸の働きが悪くなって消化不良を起こすと

  •  基礎代謝が低下
  •  免疫力の低下
  •  便秘/下痢
  •  むくみ
  •  冷え
  •  血行不良

などの悪影響が体に表れます。胃腸の不調は、ダイエットだけじゃなく健康にも良くないんですね。

そこで胃腸がしっかり働かせて基礎代謝を上げ、脂肪が燃えやするために以下の方法で消化を良くしましょう。

冷たいものではなく温かいものを優先的に摂る

冷たいものを食べたり飲んだりすると、体を中から冷やしてしまいます。すると、胃腸の働きを悪くさせ、先程のような悪影響が体に出始めます。

なので、冷たいものはなるべく避けて温かいものを摂るようにし、胃腸がいつでもしっかり働くようにしてあげましょう。

夏のような暑い季節に水分を摂る時は、キンキンに冷えたものではなく常温のものを選びましょう。 

お腹まわりのストレッチをする

お腹まわりのストレッチをすることも、胃腸を整えるのに効果的です。ストレッチをすることで胃腸が刺激されるため、しっかり働くようになります。

例えば、直立してその場で足踏みをし、膝を股関節の位置よりも高く上げて上げるような運動をしても、胃腸の働きが良くなります。

これは、胃腸に密接しているインナーマッスルが使われるためで、インナーマッスルの動きにつられて胃腸が刺激されます。

食後すぐに運動しない

食事をした後すぐに運動をすると、消化器官に向かう血液が筋肉の方へまわってしまい、食べ物の消化力が衰えてしまいます

その結果、消化不良を起こしたり、腹痛を起こすなどの原因になりますので、食後30分は安静にしていましょう

私は昔からよく下痢をしていましたが、毎朝ヨーグルトを食べるようにして、冷たいものをなるべく摂らないようにしました。

すると下痢になりにくくなり、ダイエット後の体重の維持がしやすくなりました。これも代謝が上がって、脂肪が燃えやすくなったからかもしれませんね。

食後すぐにお風呂に入っても同様のことが起きますので、お風呂も食後30分経過したら入るようにしましょう。 

3.消化が良くなる食事をする

食事の仕方に気を付けることも、消化を良くして脂肪が燃えやすくすることにつながります。

次のことに気を付けて食事をすれば消化が良くなり、脂肪が燃える体づくりができます。

よく噛んで食事をする

よく噛んで食事をすることは、ダイエットに良いとよく聞きますよね。よく噛んで食事をすれば、消化や代謝がスムーズに進むようになります。

それだけじゃなく、食事をするペースも遅くなるので、少しの食事量でもしっかりと満腹を感じることができます。それだけじゃなく、食事をするペースも遅くなるので、少しの食事量でもしっかりと満腹を感じることができます。

また私たちは食事中でも、次のことでエネルギーを消費します。

  •  咀嚼(噛む行為)
  •  消化

つまり、よく噛んで食事をすればするほど、消費エネルギーが多くなって脂肪が燃えるわけです。

逆に、早食いをしてしまうと消化不良を起こしたり、満腹を感じる前にたくさんの食べものを口に入れてしまったりと、食べ過ぎてしまうことも…。

早食いは決していいことはないので、よく噛んで食事をするようにしましょう。

食事中の水分は控えめに

食事中に水分を摂りすぎると、胃や腸の消化液が薄まって消化不良を起こす可能性が高くなります

しつこいようですが、消化不良は太ってしまう原因なります。ですので、食事中は水分を摂りすぎないように気をつけましょう

また、先ほども書きましたが、冷たい飲みものも胃腸の働きを悪くしてしまいますので、なるべく避けてくださいね。

食事はなるべく決まった時間に

食事を毎日、決まった時間に食べることも、消化を良くするといわれています。

その理由は、毎日決まった時間に食事をすると、体が「そろそろ食事の時間だ」というのを覚えるためで、消化するための準備を始めるからなんです。

体が消化の準備ができている状態で食事できれば、消化も良くなるのも必然的です。

逆に食事をする時間がバラバラで、消化する準備ができていなければ、消化不良を起こしやすくなります。。

毎日、なかなか同じ時間に食事をするのは難しいですが、いつも食事をしている30分前後で食事ができるよう生活を送りましょう。

4.さらに消化を良くする方法

さらに消化を良くするために、こんな方法はいかがでしょうか?

胃を伸ばすストレッチをする

胃を伸ばすことは、消化を良くすることにつながります。そこで、次の手順で胃をストレッチして、消化を良くしましょう!

ストレッチの手順

  1. 床に枕やクッションなどを置く
  2. その上に仰向けになって寝る
  3. 枕やクッションの位置を、胃の真裏にくるように調整する
  4. 背伸びをするように、手足をしっかり伸ばす
  5. ゆっくり深呼吸を行い、数回繰り返す

以上となります。とても簡単なのに胃が伸びて刺激されるため、消化が良くなります。

食前食後どちらでも構いませんので、好きなタイミングでストレッチしましょう!

ストレッチ中、胃に不快を感じる場合は、ストレッチを中止してください。 

足三里のツボを押す

NHK 東洋医学 ホントのチカラ

東洋医学である「ツボ押し」は、体の不調の解消に効果を発揮します。もちろん、消化を良くするツボもあり、「足三里(あしさんり)」といいます。

足三里のツボは写真にあるように、「膝の下のくぼんだ所から指4本分下がったところ」にあります。少しくぼんでいるところですね。

このツボを、手の親指を使って5~10秒間押して刺激すると、肥満や便秘によく、内臓の働きを整えてくれます。

また、足三里は足のむくみ解消に効果があるので、ぜひ押してみましょう。

ツボ押しを効果的にするために、ゆっくり押して数回繰り返しましょう! 

まとめ

いかがだったでしょうか?

食べたものを脂肪にさせないためには

  •  食べ過ぎた時には、食事量を抑えたり運動したりして、48時間以内に調整する
  •  胃腸が消化しやすい生活や食習慣を身につけ、管理する

が大切なことが分かっていただけたんじゃないかと思います。

ダイエット中でも食べ過ぎてしまうこともあります。食事の内容に気を付けていても、何気ない食事の仕方で脂肪がたまりやすくしてしまうこともあります。

食べ過ぎてしまったり、最近お腹の調子が悪いと感じた時には、ぜひこの記事を参考にしていただけるとうれしいです。