梅酒のカロリーや糖質量は、想像以上に高いです。

梅酒はそれだけでなく、カロリーや糖質が高い上に、太る要因が沢山あります。

今回は、ダイエット中に梅酒を飲む時の工夫と注意点を紹介します。

普段の飲み方を変えて、ダイエット中でも安心して梅酒を飲めるようにしましょう。

梅酒とは?

梅酒とは、梅を焼酎に漬けて作ったお酒のことです。

一般的には焼酎に漬けられて作られるのですが、最近では焼酎の代わりに日本酒やブランデーが使用されることも多いです。

アルコールが苦手な人でも、梅酒は飲めるという方も多いのではないでしょうか?梅酒はそれくらい飲みやすいお酒です。

梅酒は想像以上に太る!

梅酒は、響きだけ聞くと低カロリーでヘルシーなお酒のように感じますが、実はかなりの高カロリー・高糖質なお酒なのです。

梅酒のアルコール度数は、ストレート、ロックで飲んだ場合は約20~25度ほど。

水割りやソーダ割りで飲んだ場合は約10~20度ほどと言われています。

飲みやすくて男女問わず好きな方が多いのですが、その飲みやすさからついつい飲み過ぎてしまいがちですが、実はアルコール度数が高く、気づいたら酔っ払っていたなんてことも。

そんな梅酒ですが、ネット上では痩せれるという意見と、太るという意見で分かれています。

実際は、どうなのでしょうか?

梅酒のカロリー

チョーヤ ウメッシュ:約68kcal(100mlあたり)
チョーヤ 紀州:約199kcal(100mlあたり)
チョーヤ さらりとした梅酒:約131kcal(100mlあたり)

有名な梅酒の100mlあたりのカロリーを表記しました。

ビール:約40kcal(100mlあたり)
ウイスキー:約237kcal(100mlあたり)

他の高カロリーというイメージの強い代表的なお酒のカロリーです。

こう見ると、ウイスキーのカロリーは格段に高いですが、梅酒とビールを比べると、梅酒はビールの約3~5倍ほどのカロリーということが分かります。

梅酒を飲むときには、そのまま何杯も飲んでしまうと太るので、飲む種類を変えるか、飲む前にカロリーカットサプリで太りづらくするかなどの工夫が必要です。

カロリー以外にも梅酒には太る理由が沢山!

カロリー以上に高糖質

梅酒の糖質:約20.7g(100mlあたり)
ビールの糖質:約3.5g(100mlあたり)

太るお酒として有名なのがビールですが、梅酒の糖質はビールの約6倍。

梅酒は、カロリーだけでなく、糖質も高いお酒のため、より太りやすいのです。

アルコール&酸っぱさによって喉が乾く

お酒を飲むと喉が乾きますよね。これは、体内に入ったアルコールを分解しようと体の水分が使用されるため。

体内の水分が減るので、喉が乾き、お酒を飲み過ぎてしまい、カロリーを多く摂ってしまう原因になります。

また、梅酒独特の酸っぱさも同時にあるため、ずっと喉が渇いた状態になってしまいます。

飲酒によって喉が渇いたらお酒を飲むのではなく、水やお茶などの低カロリーの飲み物を飲むようにしましょう。

塩分によりおつまみが食べたくなる

梅酒には塩分が含まれています。人の体は塩分を摂ると、食欲を増進してしまうので、おつまみなどをついつい食べ過ぎてしまう原因になります。

食べ過ぎてしまうことによって、お酒のカロリー+おつまみのカロリーを摂取することになるので、太ってしまいます。

ダイエット中の梅酒の飲み方・コツ

ロックやストレートは控える

梅酒の飲み方は、ロックやストレートではなく、水割りやソーダ割りで飲むようにしましょう。

なぜかというと、水割りやソーダ割りにすると、梅酒の原酒を薄めて飲む形になるので、原酒の量を減らすことができるからです。

水やソーダの方がカロリーが低いので、摂取カロリーを大幅にカットすることができます。

チェイサーを交える

先ほども紹介しましたが、梅酒には塩分が含まれており、梅酒だけを飲みすぎると塩分濃度が高まるので、チェイサー(お冷)を交えるようにしましょう。

飲み会中にお水は飲みたくないという方は、間にウーロンハイや緑茶ハイなど、塩分のないものを飲むようにしてもいいです。

自宅で飲むならカロリーゼロ・カロリーオフのものを

梅酒を飲む時は、できる限りカロリーゼロのものやカロリーオフのものを選ぶようにしましょう。

居酒屋などではなかなか難しいので、自宅で梅酒を飲む時に選ぶようにすると、カロリーをカットすることができ、痩せやすくなります。

そんな梅酒にもダイエット効果がある!

太る原因ばかり紹介しましたが、実は梅酒にもダイエット効果があるのです。

先ほど紹介したコツを駆使すれば、反対に痩せることができます。

クエン酸による脂肪燃焼効果

梅の酸っぱさの元はクエン酸です。

梅にはクエン酸が豊富に含まれており、梅酒を飲むことによって、体内をクエン酸が巡ることになるので、代謝がアップします。

代謝がアップすると、脂肪を燃焼してくれる効果が高まるので、痩せやすい体を手にいれることができます。

リラックス効果によって快眠できる

梅酒はとても芳醇な香りがして、梅の匂いが好きな方も多いのではないでしょうか?その香りは、ベンズアルデヒドという芳香成分によるもの。

ベンズアルデヒドを嗅ぐと、リラックス効果を期待することができます。

体がリラックスすることにより、快眠することができ、より多くのカロリーを消費することができます。

腸内環境を整えてくれる

アルコールを飲むと、腸の働きが活性化すると言われています。

さらに、梅酒にはピクリンという成分が含まれており、ピクリンにも腸の働きを活性化してくれる効果があり、梅酒を飲むことによって、アルコールとピクリンのダブルの効果を期待することができます。

胃腸の働きが活発になると、便通が改善され、これまで体に蓄積されていた老廃物や毒素がしっかりと排出されるため、痩せやすい体になることができます。

血糖値の上昇を緩やかにしてくれる

糖質は太る原因の一つです。

糖質を摂取すると、体内の血糖値が上昇し、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、糖質がエネルギーに変換されます。

その際に余った糖質が、インスリンの働きにより、脂肪として体に蓄えられ、太るという仕組みです。

しかし、梅酒を飲むことによって、梅に含まれるオレアノール酸の力で、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

血糖値の上昇が緩やかになると、インスリンの分泌が少なくなるので、糖が脂肪として蓄えられにくくなります。

高カロリーな梅酒は飲み方に注意

梅酒は高カロリーな上に、様々な太る要因があり、ダイエットにはあまり向いていないお酒です。

できればダイエット中に飲むのは避けたいですが、飲み会など付き合いで行かないと行けない時もありますよね。

そんな時は、今回紹介した「梅酒を太らないように飲むコツ」を試してみてください。