マクドナルドのポテトは高カロリー・高糖質でダイエット中は絶対食べてはいけないと思われがちです。

しかし、じゃがいも自体にはダイエット効果もあり、工夫して食べれば、太りづらくすることも不可能ではありません。

そこで、「マックのポテトのカロリーをなるべく抑える方法」を紹介します。

高カロリーなマックのポテトが食べたい…

「マクドナルドのフライドポテトは美味しくて食べたいけど、カロリーが気になる。」

特にダイエット中の方は絶対食べれないと思っているのではないでしょうか。

確かにマックのポテトは、ジャガイモを揚げているものなので高カロリー・高糖質なのは間違いありません。

できればダイエット中は避けたいかもしれませんが、なるべく太りづらくすることは可能です。

そこで今回は、カロリーは気になるけど食べたいという方向けに、「マックのポテトのカロリーをなるべく抑える方法」を紹介していきます。

まずはマックのポテトのカロリーをおさらい

マクドナルドのポテト

フライポテトSサイズ:約232kcal(1個74gあたり)
フライポテトMサイズ:約424kcal(1個135gあたり)
フライポテトLサイズ:約534kcal(1個170gあたり)

コンビニのフライドポテト

セブンイレブン:約179kcal(1袋あたり)
ファミリーマート:約321kcal(1袋あたり)
ローソン:約366kcal(1袋あたり)

こちらがマックフライポテトの各サイズのカロリーと、コンビニのフライドポテトのカロリーです。

ご飯1膳(150g)のカロリーが約250kcalなので、一番小さいSサイズでも、ご飯1膳分のカロリーがあるということになります。

Lサイズのポテトを食べてしまうと、なんとご飯2杯分ものカロリー量になります。

ポテトだけだとお腹がいっぱいになりにくく、これにハンバーガーなどを食べたらもっと高いカロリーを摂取してしまうことになります。

マックのポテトの糖質をおさらい

マクドナルドのポテトの糖質

フライポテトSサイズ:約26.8g(1個74gあたり)
フライポテトMサイズ:約48.8g(1個135gあたり)
フライポテトLサイズ:約61.6g(1個170gあたり)

マックのポテトは、カロリーだけではなく、糖質も高めです。

ご飯1膳(150gあたり)の糖質量が約55.2gなので、サイズによってはポテトだけで主食並みの糖質を摂取することになります。

もしセットで食べてしまった場合のカロリー・糖質は?

「ダブルクォーターパウンダーチーズバーガー(828kcal)+マックフライポテトLサイズ(534kcal)+ファンタグレープLサイズ(202kcal)」

このセットがマックのメニューの中で一番カロリーが高い組み合わせです。

合計はなんと、約1564kcal

成人男性の1日の摂取カロリーの目安が約2200kcal、成人女性は約2000kcalなので、1食で1日のカロリーのほとんどを摂取することになってしまうのです。

もちろん、このような食べ方では痩せれるわけがないので、工夫が必要です。

工夫をし、カロリーを最小限に抑える方法を駆使することができれば、むしろ痩せることもできるかもしれません。

高カロリーなマックのポテトを食べても太りづらくする方法を紹介します。

高カロリーなマックのポテトを食べても太りづらくする方法

1、ダイエット中はSサイズのポテト+1品

ダイエット中はSサイズのポテトと、サラダやチキンナゲット、シャカチキなどのマックの中ではカロリーが低いメニューを食べるようにしましょう。

マックの比較的に低カロリーなメニュー

シャカチキ:227kcal
チキンマックナゲット:263kcal(5ピース)
ミネストローネ:66kcal
コーンクリームスープ:115kcal
サイドサラダ:10kcal

また、ハンバーガーは基本的にどのメニューもカロリーが他のメニューよりも高くなっているので注意が必要です。

どうしてもハンバーガーを食べたいという方は、一番低カロリーな「ハンバーガー(260kcal)」を選ぶと良いでしょう。

意外にも「えびフィレオ(391kcal)」や「フィレオフィッシュ(341kcal)」より低カロリーです。

2、飲み物も低カロリー・カロリーゼロのものを

できるだけ、飲み物は低カロリー・カロリーゼロのものを選ぶようにしましょう。

カロリーが低いマックの飲み物

コカコーラ・ゼロ:0kcal
爽健美茶:0kcal
野菜生活:66kcal
ティー:Sサイズ2kcal、Mサイズ3kcal
コーヒー:Sサイズ6kcal、Mサイズ9kcal

ミルクやガムシロップ、砂糖にもカロリーが含まれているので、できれば入れないようにすると、さらにカロリーを抑えることができます。

3、食べる時間はお昼に限定

マックを食べるのは、昼食に限定しましょう。

その理由は、朝食と夕食はカロリーの吸収率が高いため。

朝食や夕食にマックのポテトを食べてしまうと、そのカロリー吸収率の良さから、昼食で食べる時よりも太る原因になってしまいます。

もちろん、夜食に食べるのはもってのほかです。

注意するようにしましょう!

実はフライドポテトにはダイエット効果がある!

高カロリーで高糖質なポテトは太ると思われがちですが、実はダイエット効果も持っているのです!

ダイエット効果があるにも関わらず太ってしまうのは、単純にカロリーオーバーになってしまっているからです。

カロリーにだけ気をつければ痩せることも不可能ではありません。

フライドポテトに秘められらダイエット効果を紹介します。

脂肪の吸収を抑えてくれる

フライドポテトの原料である、じゃがいもには炭水化物の一種である、難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)という成分が含まれていて、その難消化性でんぷんが脂肪の吸収を抑えてくれるのです。

また、難消化性でんぷんには、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果もあり、摂取した糖が脂肪になりにくくしてくれます。

腸内環境を整えてくれる

先ほども紹介した難消化性でんぷんには、腸内環境を整えてくれる効果まであります。

難消化性でんぷんによって、腸内環境が整えられると、便秘が改善され、今までは蓄積されていた老廃物や毒素が体の外に排出されます。

さらに、便秘が解消されると、体の代謝がアップし、1日の消費カロリーが増えるので、痩せやすい体を作ることができるのです。

満腹感がある

じゃがいもには、たんぱく質やポテトプロテインという成分が含まれており、それらが満腹中枢に働きかけてくれるため、他のものを食べるよりも満腹感があります。

満腹感があるということは、少ない量で満足することができ、また次の食事の量も減らすことができるので、摂取カロリーをカットでき、痩せることができます。

マックのポテトを食べても工夫すれば太らない

確かにマックのポテトはカロリーや糖質が高く、何も考えずに食べていたら間違いなく太る原因になります。

しかし、マックのポテトには脂肪吸収を抑えてくれる効果や、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果、さらには腹持ちもよいため、総摂取カロリーがオーバーしないようにして、適量を工夫して食べれば大丈夫です。

ダイエット中にマックのポテトを食べたくなったら、是非紹介した方法を試してみてください!