ベーグルとはパンの一種で、アメリカでは大人気の商品です。
中央に空洞のある円状の形が特徴的で、他のパンよりも固く、日本でも最近は流行となっています。
そんなベーグルといえば、ヘルシーで健康的で低カロリーなイメージがありませんか?
そういったイメージからベーグルは痩せると思って食べている方も少なくないのではないでしょうか?
このイメージは、ベーグル販売店のブランド戦略によるものなのですが、ベーグルは確かに栄養面で他のパン類よりは優秀といえますが、だからと言ってs食べることで痩せるかといえば疑問です。
低カロリーで栄養満点なイメージのあるベーグルが太りやすい理由と、ダイエット中に太らないための食べ方について紹介します。
ベーグルのカロリー
BAGEL&BAGEL(ベーグルアンドベーグル)の種類別カロリー
- プレーンベーグル:237kcal
- セサミベーグル:267kcal
- ブルーベリーベーグル:246kcal
- ヴォルケーノベーグル:274lcal
- コーヒーフラワーチョコベーグル:241kcal
ジュノエスクベーグルの種類別カロリー(100gあたり)
- プレーンベーグル:252kcal
- ブルーベリーベーグル:266kcal
- チップチョコレート ベーグル:262kcal
- メイプルウォルナッツベーグル:282kcal
- ほうれん草ベーグル:278kcal
※100gで表記していますが、1個あたり110gあります
ベーグルのカロリーはお店や味の種類によって異なりますが、平均すると「約260kcal」ほどです。
ジュノエスクベーグルのカロリーは、100gあたりで計算しているので、1個110gあたりだと、もう少し高くなり、だいたい290kcalほどになります。
ベーグル=低カロリーは嘘?
ベーグル以外の主食との比較(100gあたり)
- ご飯:168kcal
- 中華麺:281kcal
- ジャム付き食パン:約300kcal
- あんぱん:280kcal
- クリームパン:305kcal
- チョココロネ:308kcal
ベーグル以外の主食と比較したカロリーです。
このように比較すると、ベーグルは確かに菓子パン類と比較すると、低カロリーと言えますが、他の主食と比較してみるとむしろ高カロリーとも言えるのです。
100gあたりでは中華麺に匹敵すると考えると恐ろしいですよね。
もちろん、1食あたりに食べる量は、種類によって異なりますが、それでもベーグル=低カロリーは嘘と言えるでしょう。
ベーグルは低カロリーではなく、「他の菓子パンよりはマシなカロリー」なのです。
ベーグルは糖質も低くはない
糖質制限ダイエット中の方にとって、最も大事なのがこの糖質量(炭水化物量)ですよね。
ベーグルの糖質は、種類によりますが、平均すると「約50g」もあります。
ヘルシーさを売りにしているお店でさえ、40g程度はあり、とても糖質が低いとは言えません。
これがおかずを挟んだベーグルサンドになればもっと高くなります。
糖質が低いというのも、あくまで他の菓子パンと比較した場合の話で、食べ物全般の中で低糖質なわけではありません。
ベーグルはダイエット効果がたくさん!も嘘?
「カロリーが低い」というのは、誤った情報でしたが、ではダイエット効果がたくさんという情報は本当なのでしょうか?
ベーグルのダイエット効果としてよく挙げられるのが、「油不使用で低カロリー・低GI値・低糖質・低脂質・低コレステロール」ということです。
低カロリーと低糖質という情報については先に否定していますが、実は低GI値・低脂質・低コレステロールというのは、確かに間違ってはいないのですが、あくまで他の菓子パン類と比較したときの話です。
そもそも菓子パンは、ダイエット中絶対NGとも言われるくらい、太りやすい食べ物です。
その太りやすい菓子パンと比べれば、ダイエット効果があると言えるくらいで、ベーグルより痩せやすい食べ物はもっともっと沢山あります。
ベーグルは選び方・食べ方が大事!
では、ベーグルを食べると、やっぱり太ってしまいダイエットに使えないのかというと、そうでもありません。
ベーグルは選び方と食べ方次第では、ダイエットにも応用ができ、健康的に痩せることが可能です
一口にベーグルといっても、栄養素が味の種類によって大きく異なります。
そこで、ダイエットに使える味の種類、そして痩せるための食べ方を紹介します。
ベーグルダイエットの正しい方法
間食ではなく主食と置き換える
ベーグルを間食に食べているという方は、すぐに辞めましょう。
ベーグルはご飯大盛り一杯にも匹敵するくらいカロリーがあります。
間食にご飯大盛りなんてことをしたら確実に太りますよね?カロリーだけ見ると、それと同じことをしているので、注意が必要です。
正しくは、間食ではなく、主食をベーグルに置き換えるようにしましょう。
主食をベーグルに置き換えることで、「主食+おかず」のカロリーと比べれば、ベーグルは低カロリーになるので、痩せることが可能です。
甘いベーグルは選ばない
ベーグルの人気商品は、チョコレート味やココア味、シナモン味やブルーペリーアジなど、甘いものが多くなっています。
甘いベーグルは確かに美味しいのですが、それだけカロリーと糖質が高くなるので、ダイエット中は控えた方が無難です。
オススメしたいベーグルの味は、野菜の成分が入ったものです。
ベーグルの中では低カロリーな上に、足りない栄養も補給できます。
ベーグル+おかずもアリ
ベーグルダイエットの難点は、味に飽きがくるということです。
特に甘くない種類のベーグルだと、味があまりないものが多いので飽きてしまい、ついつい甘い味のベーグルを食べてしまうか、ダイエット自体を諦めてしまいます。
ベーグルの味に飽きてきたら、おかずをベーグルに挟んでベーグルサンドにしましょう。
例えばきんぴらごぼうを中に挟めば、不足しがちな食物繊維も摂取することができるので、便通が良くなり、代謝もUPするなどのダイエット効果が期待できます。
ベーグルは低カロリーではないので食べ方に工夫が必要
ベーグルのカロリーと、ベーグルが太りやすい理由、正しいダイエット方法と選び方について紹介しました。
ベーグルは低カロリーなのではなく、「菓子パンよりは低カロリーでマシ」程度だということを忘れて食べ過ぎてはいけません。
ただし、ベーグルは栄養が豊富なので、主食に置き換えるなどの方法を正しく行えば、健康的に痩せることもできます。
正しいベーグルダイエットの方法をマスターして、美しく健康的に痩せましょう!