「ドライフルーツダイエット」とは、その名の通り、ドライフルーツを食べて痩せるというダイエット法です。
ドライフルーツダイエットは美味しくて、簡単にかつ健康的にダイエットできると話題です。
そんな芸能人やモデルも多く実践していて大人気の「ドライフルーツダイエット」について紹介します。
ドライフルーツのダイエット効果
便秘を解消してくれる
ドライフルーツには、不溶性食物繊維が多く含まれています。
この不溶性食物繊維には、腸内環境を整えてくれる効果があり、便秘を解消してくれます。
便秘が解消されることによって、便の排出がスムーズになり、体内の老廃物が体の外の流れやすくなるので、痩せることができます。
腹持ちが良くなる
ドライフルーツには、不溶性食物繊維の他に、水溶性食物繊維という食物繊維も含まれています。
水溶性食物繊維は、摂取すると大腸まで運ばれ、消化されるのに時間を要するので、腹持ちが良くなり、どか食いしてしまうのを防いでくれます。
満腹中枢が刺激される
ドライフルーツは噛み応えがあり、必然的に噛む回数が多くなります。
たくさん噛むことによって、体内の満腹中枢が刺激され、食事の食べ過ぎを防いでくれる効果があります。
ドライフルーツダイエットのやり方
ドライフルーツのやり方は、間食にドライフルーツを食べるというものです。
間食は食べない方が痩せると思われがちですが、間食を食べることによって、食事の際に食べ過ぎてしまうのを防いでくれ、太りづらくしてくれます。
また、私たちの身体は、空腹の状態で食事をしてしまうと、血糖値が急上昇し、太る原因のインスリンが分泌されます。
そこで、間食でドライフルーツを食べて、空腹でない状態を維持して食事をすることにより、インスリンの過剰な分泌を抑えることができるので、太りづらくなり、痩せやすくなるのです。
生のフルーツよりもドライフルーツの方が良い理由
ドライフルーツダイエットを実践するにあたって、生のフルーツでは効果がないの?という疑問をお持ちになる方もいると思います。
生のフルーツよりもドライフルーツの方が良い理由を紹介します。
噛み応えがアップ
先ほども紹介したように、ドライフルーツは干されて噛み応えがアップするので、噛む回数が増えます。
それに比べ、生のフルーツは柔らかくあまり噛まなくても食べれてしまいます。
フルーツを乾燥させて、噛む回数が増えることによって、満腹中枢が刺激され、少量で満腹になることができます。
そのため、食事の際にどか食いしてしまうのを防いでくれるので、生のフルーツより痩せやすいと言えます。
栄養が凝縮される
ドライフルーツは、生のフルーツに比べ、食物繊維や鉄、カリウム、カルシウムなどの栄養素が高くなっています。
フルーツを乾燥させることによって、甘みや栄養分が凝縮されるので、生のフルーツよりおすすめです。
手頃に食べれる
生のフルーツだと、洗って、皮を切って、という面倒な過程がどうしても生じてしまいます。
これを毎日続けるとなるとダイエット自体が面倒になってしまいかねません。
そして、家で食べるのであればいいかもしれませんが、間食の時間は外出していることも多いですよね。
間食に取り入れるのであれば、カバンの中にしまっておけて、コンビニでも買えるドライフルーツの方が便利です。
ドライフルーツダイエットの効果を高める方法
水を一緒に飲む
ドライフルーツダイエットの効果を高める方法として、水を一緒に飲むことが挙げられます。
ドライフルーツに含まれる食物繊維は、水によって膨らみます。
お腹の中で食物繊維が膨らむことによって、水を一緒に飲まない時と比べて、満腹感がアップします。
コップ1杯の水を飲みながらドライフルーツを食べることを心がけてみましょう。
よく噛むことを意識する
ドライフルーツは元々噛み応えがあり、よく噛まないと食べることができないものですが、よりよく噛むことを意識して食べると良いでしょう。
よく噛むことによって、満腹中枢が刺激され、少ない量で満腹になれます。1口で20~30回噛むようにしましょう。
ドライフルーツダイエットの注意点
食べ過ぎは高カロリーに
ドライフルーツはカロリーが低い食べ物ですが、食べ過ぎてしまうと高カロリーを摂取することになり、反対に太る原因になってしまいます。適量を心がけましょう。
ドライフルーツダイエットでの1日の摂取カロリーは約80~100kcalが最適とされており、それ以上摂取してしまうと太る原因になってしまいますので、注意が必要です。
虫歯に気を付ける
ドライフルーツは歯にくっつきやすく、きちんとした対処をしないと虫歯になりやすいです。
水を飲んで歯に付着したのを流したり、食べた後は歯磨きをするなど、注意が必要です。
即効性はない
ドライフルーツダイエットを開始したからといって、次の日に体重が落ちるということはありません。
ドライフルーツダイエットは開始してから約1~3ヶ月で効果が出ると言われています。
即効性はないため、すぐにやめてしまう方も多いのですが、毎日コツコツ努力すれば効果が目に見えてくるので、継続するようにしましょう。
おすすめのドライフルーツ
プルーン
- カロリー:237kcal(100gあたり)
- 食物繊維:3.4g(100gあたり)
プルーンはドライフルーツの中でも低カロリーで、食物繊維量も多くおすすめのドライフルーツです。
また、モチっとした噛み応えで、咀嚼の回数も多くなるため、少ない量で満足することができます。
その他にも、鉄分を多く含むため貧血予防や、ミネラルによる美肌効果もあり、一石二鳥の食べ物と言えます。
キウイ
- カロリー:337kcal(100gあたり)
- 食物繊維:4.43g(100gあたり)
キウイには、食物繊維が多く含まれており、便秘を解消してくれる効果や、腹持ちを良くしてくれる効果があります。
また、キウイにはカリウムという成分が含まれており、体内に溜まった老廃物や余分な水分を体外に排出してくれるので、むくみを改善してくれる効果もあります。
いちご
- カロリー:341kcal(100gあたり)
- 食物繊維:0.87g(100gあたり)
いちごには、ビタミンCが多く含まれています。
このビタミンCは、体の代謝をアップしてくれたり、セルライトを改善してくれる効果があります。
体の代謝が上がることによって、1日の消費エネルギーが上がり、ダイエットすることができます。
バナナ
- カロリー:287kcal(100gあたり)
- 食物繊維:7(100gあたり)
バナナには食物繊維が多く含まれています。
生のバナナを乾燥させ、ドライフルーツにすると、約7倍もの食物繊維の量になります。
この食物繊維量はフルーツの中でもトップクラスです。
また、バナナにはβカロチンという成分も多く含まれており、ダイエット効果の他にも美肌効果を期待することができます。
お手軽!コンビニで買えるドライフルーツを紹介
セブンイレブン「ナッツ&フルーツ」
セブンイレブンで売っている、「ナッツ&フルーツ」は、いろいろな種類のドライフルーツに素焼きのアーモンド、カシューナッツが入っています。
市販のナッツは、塩などの味付けをしてあることが多いのですが、この商品は塩などの味付けがないので、カロリーも低く抑えられています。
ローソン「ナッツ&フルーツ」
ローソンで販売されている「ナッツ&フルーツ」は、バナナやレーズンをはじめとしたたくさんの種類のドライフルーツに、油や塩を使わずにローストしたナッツが入った商品です。添加物不使用なのも嬉しいです。
ファミリーマート「ドライフルーツシリーズ」
マンダリンオレンジ、りんご、いちご、パイナップル、マンゴー、バナナチップスの6種類のフルーツが販売されています。
味の種類がたくさんあるので、毎日食べても飽きないのが嬉しいです。それぞれのフルーツによって、効果が変わってくるので、自分に合ったフルーツを選ぶようにしましょう。
自宅でドライフルーツを作ってみよう!
市販のドライフルーツには、保存料や着色料などの添加物が含まれていることが多いです。
これらの添加物が体に積み重ねられることによって、体に悪い影響を及ぼします。
添加物が含まれてないドライフルーツを選ぶようにしたいところですが、なかなか売っていなかったりして手に入れるのが大変な場合があります。
そのような時に試したい、自宅で保存のきくドライフルーツを簡単に作る方法を紹介します。
ダイエット向きなドライフルーツの作り方
- 1.好きなフルーツを用意する。
- 2.フルーツを水で洗い、皮をむく。フルーツを好きな形にカットし、種や芯を取る。
- 3.竹製のザルか、天日干しネットを用意し、フルーツ同士が重ならないように置き、直射日光の当たる場所で天日干しする。夕方から朝にかけては室内で保管する。
- 4.これを約2週間続けて完成。
自家製ドライフルーツのポイント
フルーツを天日干しする際は、定期的に裏返して、均等に陽が当たるようにしましょう。
また、湿気が多い時期はカビてしまう可能性がありますので、扇風機で風通しをよくするなど注意するようにしましょう。
ドライフルーツダイエットを試してみて!
ドライフルーツダイエットについて紹介しました。
間食にドライフルーツを食べるだけの簡単ダイエット法です。
ドライフルーツダイエットなら、辛い食事制限をすることなく痩せれるので、今までダイエットが続かなかった方にもおすすめです。
美味しく、健康的ダイエットを実践することができますので、ぜひみなさんも実践してみてください。