クロワッサンといえば、表面はカリッと中はもっちりと食感が良く、風味豊かで甘くて美味しいのですが、どうしても高カロリーなイメージがありますよね。
実際にクロワッサンは、バターをたっぷりと使っているので、他の高カロリーな菓子パン類と比べても、かなり高カロリーになっています。
そんな美味しいけど、高カロリーで太りやすそうなクロワッサンですが、実は食べ方次第ではダイエットにも応用できると言われているのです。
ただし、クロワッサンで痩せることができるのは、「正しい食べ方」を実践すればという条件付きです。
今回はそんな高カロリーなクロワッサンでも痩せる方法について紹介します。
クロワッサンのカロリー
- 人気のクロワッサンのカロリー
- サンマルクカフェ:チョコクロ「258kcal(1個)」
- コストコ:ミニクロワッサン「90kcal(20g)」
- メゾンカイザー「218kcal(100g)」
- セブンイレブン :バター香るクロワッサン「215kcal(1個50g)」
- ミスタードーナツ:クロワッサンマフィン チョコアーモンド「389kcal(1個)」
- 三日月屋、ゴントランシェリエ:記載なし
人気のベーカリーやコンビニ、ファーストフード店のクロワッサンのカロリーを紹介しました。
このようにお店や商品によってカロリーは異なりますが、カロリーが高いということがお分かり頂けたかと思います。
一般的なクロワッサンは、平均すると「約447kcal(100g)」ほどで、少し大きめな1個の重さが大体40gほどなので、1個あたりのカロリーは「179kcal」ということになります。
食パンが264kcal、あんぱんが280kcal、メロンパンが338kcal(全て100gあたり)なので、クロワッサンはパンの中でも高カロリーと言えます。
高カロリーなクロワッサンも食べ方次第で痩せれる理由
意外と糖質は少ない
クロワッサンは高カロリーですが、意外と糖質は少ないのです。
クロワッサンは、バターがたっぷり入っている分、他のパンと比べて小麦粉の量が少ない特徴があります。また、小麦粉の量が少ないのに加え、生地に空洞がありふわふわとしています。
これらによって、糖質はさほど高くありません。
大きめのクロワッサン(40g)で「16g」、小さめのクロワッサン(30g)で「12g」ほどと、他のパン類が1個あたり50gは超える中で、かなり少ない方と言えるでしょう。
脂質で腹持ちがいい
よくクロワッサンが太る理由はカロリーに加えて、脂質が高いので、脂肪になりやすく太りやすいと言われます。
確かにクロワッサンは脂質が多く食べすぎれば太ってしまうのですが、実は適量の脂質はむしろダイエットにメリットもあるのです。
脂質が高いものは、イコール腹持ちが良いということができ、クロワッサンは腹持ちが良いと言えるので、食べ過ぎなければダイエットに応用も可能です。
朝食をクロワッサンに置き換えたり、小腹が空いたときに小さなクロワッサンを1個とすれば、結果的に結構なカロリーをカットできます。
クロワッサンでさらに痩せるためにできる工夫
プラス一品でダイエット効果もプラス
クロワッサンは単品で食べることも多い食べ物だと思いますが、単品だと菓子パン同様にそれほど栄養を含んでいません。
ダイエット効果を高めるためには、プラス一品をクロワッサンに挟み、クロワッサンサンドにすることをお勧めします。
もちろんカロリーオーバーにならないように工夫が必要ですが、例えばハムなら+20kcalでたんぱく質やビタミンB1を摂取することができ、スクランブルエッグなら+30kcalでたんぱく質やビタミンA・D・Kのほか、必須アミノ酸も摂取できてしまいます。
これらは糖質を分解し、代謝をアップして、脂肪燃焼を高める働きがあるので、ダイエットにも有用です。
低カロリー・低糖質なクロワッサンもある
クロワッサンは高カロリーだと紹介してきましたが、実は低カロリーなクロワッサンも最近では多くあります。
ローソンで売っている「ブランのチョコロール」は、1個あたり232kcalで、糖質13.9gと、チョコ+クロワッサンにも関わらずとてもヘルシーです。
ブランのパンでできているので、このヘルシーさが実現できているのですが、実際に食べてみると結構食べ応えもあり、1個で十分満足できますよ。
ミニストップでも、低糖質なクロワッサンが販売されていて、糖質制限ダイエット中の方は、特に要チェックです。
高カロリーなクロワッサンを食べるときの注意点
チョコ・あんこ・クリーム・シュガーは全部ダメ!
クロワッサンは、オーソドックスな味のものでも高カロリーなので、チョコ・あんこ・クリーム・シュガーなど、さらに甘い味付けがされたものは超高カロリーになっています。
また、最近ではハイブリッドスイーツと言って、クロワッサンとたい焼きを組み合わせた「クロワッサンたい焼き」やクロワッサンとドーナツを組み合わせた「クロナッツ」なども売っていますが、これらもかなりの高カロリーになっているので、注意してください。
コストコのクロワッサンはNG
コストコのミニクロワッサンは、24個入りで698円ととてもお買い得で、加えて味も美味しいので、コストコの名物商品になっているのですが、ダイエット中はNGです。
コストコのクロワッサンは、24個(480g)もあり、一つひとつが小さくパッケージングされていないので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
仮に全部を食べると、2150kcalになってしまうので、食べ過ぎる可能性がある以上、安いとは言ってもダイエット中は避けておきましょう。
クロワッサンは食べ方次第でダイエットの味方にもなる
クロワッサンのカロリーとダイエットにも応用できる理由、クロワッサンで痩せるための食べ方や工夫について紹介しました。
高カロリーなクロワッサンは、ダイエット中は避けがちですが、カロリーさえ気を付ければダイエット効果も沢山持っているのです。
ぜひ紹介した食べ方を参考に、クロワッサンは太ると決め付けず、賢くダイエットで活用してみてください。