みなさん、たこ焼きは好きですか?
ひと昔前は、たこ焼きは屋台や専門店でのイメージがありましたが、最近では、コンビニでも美味しいたこ焼きが販売されていて、より身近になった食べ物です。
たこ焼きといえば、小麦粉を使用している上に、油を使って焼いていて、さらにはたっぷりのソースとマヨネーズをかけるので、いかにも高カロリーで太りそうですよね。
確かに、何の工夫もなく、パクパクとおやつ感覚で食べていたら間違いなく太ります。
ただし実は、食べ方や工夫次第では、ダイエットに応用でき、痩せることができるのです。
たこ焼きのカロリー
たこ焼き1個(50g)のカロリーは、味付けやお店によっても変わってきますが、平均「約50kcal」で、6個食べるとすると約300kcal。
ご飯1膳(150g)が約250kcalで、プラスおかずが100kcalだとすると合わせて350kcalなので、そこまでたこ焼きのカロリーが高いというわけではありません。
- 銀だこ:664kcal(8個入りトッピング含)
- くくる:300kcal(6個入りトッピング含)
- わなか:記載なし
上記は、有名店のカロリーです。
このように比較してみると、同じたこ焼きでも、銀だこのカロリーが高く、くくるのカロリーは低いことが分かります。
銀だこのたこ焼きは、全国的に展開されており、大阪の老舗のたこ焼き屋と比べると一つ一つのサイズが大きく、揚げ焼きをしており、よりカロリーは高めになっていると言われています。
たこ焼きの糖質
たこ焼き1個(50g)の糖質量は、味付けやお店によっても変わってきますが、平均「約7.3g」ほど。
たこ焼きを6個食べたとして、約43.8gの糖質を摂ることになります。
ご飯1膳(150g)の糖質量が、約55.2gなので、たこ焼きの糖質量は格段に低いというわけでもありません。
では、高カロリーで、高糖質のたこ焼きがなぜ、ダイエットに向いているのでしょうか?
その理由を紹介していきます。
高カロリーなたこ焼きがダイエット向きな理由
1、昼食と比べれば低カロリー
間食としてたこ焼きを食べるのは、カロリーオーバーをしてしまうのでNGです。
しかし、たこ焼きを昼食と置き換えることによって、痩せることができます。
一般的な昼食での摂取カロリーは、約800kcalくらいなので、たこ焼きと比較すると約500kcalほど、カロリーをカットすることができます。
1食を300kcalほどにできれば、普通に食べて入れば摂取カロリーが消費カロリーを上回るという可能性は低くなるでしょう。
2、たこ焼きは満腹感がある
たこ焼きには、鰹節がかかっていますよね。
かつお節には、必須アミノ酸の一種である「ヒスチジン」という成分が含まれています。
実はこのヒスチジンには、体の満腹中枢を刺激してくれる働きがあり、鰹節をかけない時に比べて、満腹感を得ることができます。
ヒスチジンの力で、満腹中枢が刺激されることにより、少量で満腹感を得ることができるので、摂取カロリーをカットすることができ、痩せられるという仕組みです。
また、満腹感を感じるので、その後の夕食の量も減らせるのでおすすめです。
3、タコにはダイエット効果がある
たんぱく質によるダイエット効果
たこ焼きに入っているタコには、たんぱく質が豊富に含まれています。
たんぱく質には、良質な筋肉を作るのを助けてくれる効果があります。
筋肉はダイエットの敵だと思われがちですが、実はダイエットに欠かせなく、筋肉をつけることにより、体の代謝をアップしてくれるので、1日の消費カロリー量を減らすことができ、痩せやすい体を手にいれることができます。
どうしても食事制限のみで痩せようとすると、不健康な見た目になってしまいますが、筋肉をつけることによって、体の外も中も健康的に痩せることができます。
噛み応えによるダイエット効果
たこ焼きは、タコの噛み応えがあり、自然と咀嚼回数が増えます。
咀嚼回数が増えると、あまり噛まないで食べた時よりも格段に満腹感が増します。
タコによって咀嚼回数が増えると、少量で満腹感を感じることができるので、結果的に摂取カロリーを減らすことができます。
4、たこ焼きは熱々なので自然とゆっくり食べれる
たこ焼きは、フーフーして食べないと口の中を火傷してしまうくらい、熱々の食べ物です。
これが実は、ダイエットにおいても有効で、人の体は食べ始めてから20分以上経たないと満腹感を感じることができないと言われています。
20分経つ前に急いで食べてしまうと、いくら食べても満腹感を感じることができず、ついつい必要以上に食べてしまう原因になってしまいますが、たこ焼きは熱々なので、自然とゆっくり食べることができるのです。
その結果、食べ過ぎてしまうという恐れが少なく、カロリーを抑えることができるのです。
たこ焼ダイエットの注意点
シンプルな味付けにすること
最近では、たこ焼きにも明太子ソースやたっぷりのネギなど、たくさんの種類が販売されています。
やはり、味付けが濃くなれば濃くなるほどカロリーが高くなる傾向があるので、味付けが濃くなく、シンプルなものを選ぶようにしましょう。
また、チーズや天かす、お餅なども高カロリーなので、トッピングはできるだけしないように注意しましょう。
できればマヨネーズは抜きに
たこ焼きのカロリーの大部分を占めているのが、マヨネーズです。
マヨネーズだけで、約100kcalものカロリーがあるのです。
できる限りマヨネーズを抜きましょう。そうすると、かなりカロリー量をカットすることができますよ。
大きいサイズのたこ焼きはNG
時々「ばくだんたこ焼き」と言った、大きいサイズのたこ焼きが売っていることがあります。
これらのビッグサイズのたこ焼きは、通常よりたくさんの小麦粉を使用することになります。
また、大きいので、油で揚げる必要が出てきて、味付けも濃くなる傾向があります。
こうなってしまうと、カロリー・糖質がかなり高くなってしまうので、ダイエット中は避けましょう。
たこ焼きのカロリーをカットする工夫
1、なるべくカロリーの低いメニューにする
たこ焼きと言っても、お店によっては様々な味があり、種類によってはかなりのカロリー差があります。
「ソース>醤油>塩ダレ>ポン酢」の順にカロリーが高いので、なるべくカロリーが低い味付けを選ぶようにしましょう。
明太子ソースや他の具材入りのたこ焼きは大体これらよりカロリーが高いので注意が必要です。
2、オリジナルたこ焼きを自宅で作る
たこ焼きを自宅で作るようにすると、カロリーをコントロールすることが簡単にできます。
油を少なくする
たこ焼きのカロリーの多くを占めている油。
たこ焼きを焼く際に必要な油ですが、油を引く量を減らすと、たこ焼きのカロリーを減らすことができ、ヘルシーになります。
また、使用する油をサラダ油ではなく、オリーブオイルにするなどたくさん工夫することができます。
キャベツを入れる
たこ焼きを作る際に、中にタコだけじゃなく、キャベツも入れるとヘルシーなたこ焼きに変身します。
キャベツには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれるので、便秘を解消し、痩せやすい体を作ってくれます。
それだけではなく、キャベツの食物繊維がお腹の中で膨らむので、少量で満腹感を得られるのと同時に、腹持ちが良くなり、食事量を減らすことができます。
たこ焼きのカロリーは怖くない!
たこ焼きのカロリー・糖質、たこ焼きをダイエットに応用する工夫を紹介しました。
たこ焼きはカロリーや糖質量が多く、ダイエットに向いていないと思われがちですが、実はダイエットに向いている食べ物だったのです。
食べ方さえ間違えなければ、美味しく簡単に痩せることができます。
是非、紹介した方法を実践して、たこ焼きでダイエットをしてみてください。