かまぼこは、白身魚のすり身が原料なので、低カロリー・低糖質・高タンパク質な食べ物です。
ダイエット効果も多くあるのですが、食べ方次第では太ってしまう可能性もあります。
今回は、かまぼこのカロリーと糖質量、かまぼこのダイエット効果、気をつけたい食べ方などを紹介します。
かまぼこのカロリーは?
かまぼこのカロリーは、商品によってレシピや味付けが異なるので、差はあるのですが、100gあたり「約94kcal」と言われています。
かまぼこ以外の食品のカロリー
- ご飯(1膳150gあたり):約250kcal
- ちくわ(100gあたり):約120kcal
- ちくわぶ(100gあたり):約170kcal
ご飯と、他の練り物のカロリーを紹介しましたが、低カロリーと言われている練り物の中でも、かまぼこのカロリーは低いということがわかります。
もともと低カロリーな白身魚をすり身にして、調味料を加え蒸しているだけなので、このような低カロリーになっています。
かまぼこの糖質は?
かまぼこの糖質量は、商品によってレシピや味付けが異なるので、差はあるのですが、100gあたり「約9.7g」ほどと言われています。
この糖質量は、多過ぎず少な過ぎず、人の体にとってバランスの良い量と言われているので、糖質制限ダイエットに向いています。
かまぼこ以外の食品の糖質
- ご飯(1膳150gあたり):約55.2g
- ちくわ(100gあたり):約13.5g
- ちくわぶ(100gあたり):約29.6g
ご飯と他の練り物の糖質量を紹介しましたが、このように比較してみるとかまぼこの糖質量の低さがわかりますよね。
かまぼこの原料である、白身魚には糖質があまり含まれていなく、かまぼこを作る際の調味料の糖質がそのほとんどを占めているため、低糖質になっています。
かまぼこのカロリー以外のダイエット効果
低糖質・高タンパク
先ほども紹介しましたが、かまぼこは低糖質で痩せやすい食べ物です。
さらに、かまぼこは白身魚が原料で、高タンパクの食べ物なので、体の代謝が上がり、さらに痩せやすい食べ物と言えるでしょう。
ダイエット中はかまぼこのような、低糖質・高タンパクの食べ物を積極的に摂取するようにすると、ダイエット効果が現れやすいです。
炭水化物の含有量が多くなく適量なので続けやすい
かまぼこには炭水化物が含まれています。
この炭水化物が多いと太る原因になるのですが、かまぼこは炭水化物量が多くもなく、少なくもなく含まれています。
炭水化物が少しでも含まれていると、太ると思いがちなのですが、炭水化物を全く摂らないダイエット法を行ってしまうと、辛く、なかなか続きにくくなってしまうのですが、かまぼこには適量の炭水化物が含まれているので、太りにくく、ダイエットが続きやすいというメリットが多いのです。
DHA,EPAが豊富で中性脂肪を減らしてくれる
かまぼこにはいろいろな魚が使われますが、原料として多いのがハモ、トビウオ、アジ、ヒラメなどが多いです。
これらの魚には、DHAやEPAという成分が多く含まれています。
このDHAやEPAには、体内の中性脂肪を下げてくれる働きがあり、痩せるだけでなく、健康な体を作ることができます。
キチンキトサンが腸内環境を整えてくれる
かまぼこには、キチンキトサンという成分が豊富に含まれています。
このキチンキトサンには、整腸作用があり、腸内環境を整えてくれるので、便秘を解消してくれ、老廃物や毒素を排出しやすくなるので、痩せやすい体を作ることができます。
ダイエット中に気をつけたい「かまぼこ」の食べ方
炭水化物が0ではないので、食べ過ぎはNG
先ほど、かまぼこには炭水化物が適量含まれているので、太りにくく、ダイエットを続けやすいと紹介しましたが、あくまでもかまぼこを食べ過ぎないことを前提にした話です。
かまぼこを食べ過ぎてしまうと、もちろん炭水化物を摂取し過ぎるということに繋がるため、太ってしまう原因になります。
醤油などの調味料を多くつけがち
かまぼこ自体には味があまりありません。
そこで、かまぼこに醤油などの調味料をたくさんつけて食べてしまう方が多いのですが、調味料にもカロリーが含まれているので、かまぼこのカロリーにプラスされてしまい、結果的に高カロリーになってしまいます。
かまぼこにはできれば何もつけないで食べることをおすすめしますが、もし調味料をつける場合は量に注意するようにしましょう。
チーズかまぼこはNG
かまぼこの種類の中にチーズかまぼこがありますが、ちーかまのチーズは100gあたり「約125kcal」と高カロリーで、せっかくのかまぼこの低カロリーが台無しになってしまいます。
ちーかまをダイエット中に食べるのはできるだけ控えるようにしましょう。
かまぼこのダイエット効果をより高める方法・工夫2つ
かまぼこにわさびをつけて食べる
かまぼこにはわさびをつけて食べることをおすすめします。
わさびをつけると良い理由は、わさびには代謝を上げてくれる働きがあるため。
わさびに含まれるスルフィニルという成分が、血流を良くしてくれるので、代謝が良くなり、1日の消費カロリーが増え、痩せやすい体を作ってくれるという仕組みです。
「かまぼこ+トマト」を食事に取り入れる
かまぼこには塩分が多く含まれています。
塩分が多い食べ物を食べると、体がむくむ原因になり、体重以上に太って見られてしまいます。
そこで、日頃の食事にトマトを取り入れることをおすすめします。
トマトには、カリウムが豊富に含まれていて、塩分を体外に排出してくれるので、むくみを解消してくれるのです。
低カロリー・低糖質なかまぼこで上手にダイエットを!
かまぼこのカロリーと糖質量を紹介しました。
かまぼこは、低カロリー・低糖質な食べ物ということに加えて、高タンパク質で、DHA,EPAなどダイエットに有用な栄養が豊富に含まれているので、基本的にはダイエットに向いている食べ物と言うことができます。
しかし、かまぼこにもカロリーがあり、糖質も低いわけではありません。
太る要素も少なからずあるため、食べ方を間違えてしまうと太ってしまう可能性もあります。
ダイエット中にかまぼこを食べる時は、調味料のつけ過ぎやべ食べ過ぎには注意するよう気をつけましょう。