かき氷は、シロップを除けば、元々水のため、低カロリー・低糖質なデザートと言うことができます。
ただし甘いシロップを使っているので、カロリーもあり、ダイエット中は食べるタイミングと食べ方が重要になってきます。
今回はかき氷のカロリーとダイエット中の正しい食べ方について紹介します。
低カロリー・低糖質なかき氷でも食べ方次第では太る?
夏などの暑い時期には欠かせない大人気のデザートの「かき氷」。
最近では、都内を中心にかき氷専門店もどんどん増えてきて、そのブームは収まるところを知りません。
そんなかき氷ですが、氷自体は、元々は水からできているので、カロリーも糖質も含まれていません。
しかし、かき氷には、甘いシロップが使われており、特に最近のかき氷ではフルーツも多くトッピングされいるので、全てが低カロリーとは言い切れなくなっています。
かき氷は、食べるタイミングを間違えなければダイエット中でも問題のないデザートですが、タイミングと食べ方を間違えてしまうと、太ってしまう可能性も…
今回は、かき氷のカロリー・糖質量、ダイエット中にかき氷を食べる時にタイミングと食べ方について紹介します。
かき氷のカロリーは?
かき氷自体のカロリーは、氷でできているので「0kcal」なのですが、シロップをかけることによって、カロリーが発生します。
かき氷のシロップのカロリーは、もちろん商品によって異なりますが、平均的に100gあたりで「200kcal」と言われています。
代表的なシロップの味は、イチゴやメロン、ブルーハワイなどありますが、この味の違いが香料によるものなので、ほとんどカロリーに大差はないと言われています。
かき氷にかけるシロップは、だいたい32mlほどなので、1人前あたり「約70kcal」と低カロリーとなっています。
かき氷以外のデザートのカロリー
- ショートケーキ(118gあたり):約366kcal
- カステラ(100gあたり):約320kcal
- ドーナツ(60gあたり):約224kcal
このように他のデザートと比較しても、かき氷のカロリーが低いことが分かります
ただし、シロップをかけ過ぎてしまうと、かけた量に比例して高カロリーになってしまうので注意しましょう。
かき氷の糖質量
かき氷の糖質量は、カロリー同様、氷なので「0g」です。
かき氷の糖質はやはりシロップによるもの。
かき氷のシロップの糖質量は、32mlあたり「約21.5g」ほどと言われています。
かき氷以外のデザートの糖質量
- ショートケーキ(118gあたり):約46.5g
- カステラ(100gあたり):約31.3g
- ドーナツ(60gあたり):約30g
このように他のデザートの糖質量と比較してみても、かき氷の糖質量は低いと言えます。
しかし、シロップは砂糖の塊と言っても過言ではないので、かけ過ぎには注意しましょう。
ダイエット中のかき氷にはメリットもある
食べると体温が下がり、体温を戻そうとエネルギーを消費する
かき氷は氷でできているため、冷たく、食べると一時的に体温が下がります。
体温が下がると、体が体温を元に戻そうとする働きをするため、エネルギーを消費し、痩せることができると言われています。
ただし、冬などの寒い季節にこの方法で痩せようとすると、体温が急激に下がってしまい、低体温となり、反対に太る原因にもなりうるので注意が必要です。
氷は水なので満足度が高い
みなさんも、食事の前に飲み物を飲み過ぎて食事をあまり食べれなかったという経験をしたことのあるのではないでしょうか?
水はお腹に溜まるので、満腹になりやすいのです。
これはかき氷でも一緒のことが言え、水でできたかき氷を食べると、すぐに満腹になり、食べるタイミングによっては次の食事の量を大幅に減らすことが可能です。
ダイエット中のかき氷の注意点
食べ過ぎると体が冷えて代謝が悪くなる
先ほど、かき氷を食べると一時的に体温が下がり、体温を戻そうとエネルギー消費をするので痩せることができると紹介しましたが、これはあくまでも適量を食べた時の話です。
かき氷を食べ過ぎてしまうと、体温が急激に下がることになるので、体が体温を戻しきれなくなってしまいます。
その結果、内臓や細胞も冷えてしまい、消化の働きが鈍くなるので、代謝が悪くなり、太りやすい体になってしまう可能性があります。
シロップのかけすぎはNG
先ほども紹介しましたが、かき氷に含まれるカロリーの大半はシロップによるものです。
かき氷のシロップは、カロリーが高いので、かけすぎないようにしましょう。
基本的に、お店で食べることができるかき氷のシロップは高カロリーで、さまざまなものがトッピングがしてあるかき氷も多いので、低カロリーなかき氷を食べたい時は、自宅で作るのが良いでしょう。
かき氷のダイエット効果を高める食べ方
かき氷を食べるタイミングは、食事の2~3時前が理想
かき氷は、もともとは水のため、食べるとすぐにお腹がいっぱいになり、しばらくの間はこの満足感が持続します。
この満足感は、水分がお腹に溜まっているから感じるものなので、ずっと続くわけではないのですが、食事の2~3時間前にかき氷を食べれば、食事の量を減らすことが可能です。
逆に、食後のデザートであったり、朝食や昼食としてかき氷を食べてしまうと、次の食事までに必ず空腹の状態が訪れてしまうので、ダイエット中のかき氷は間食に食べるようにしましょう。
理想的な食べ方は、自家製シロップを使う
「かき氷を食べたいけど、カロリーが気になる」という場合は、自宅でシロップを作るようにすれば、低カロリーに済ませることができます。
作り方はとても簡単で、フルーツをミキサーにかけて、それをかき氷にトッピングしてあげるだけです。
自家製のかき氷シロップを使うことで、低カロリーにできる他、フルーツが持つダイエット効果も得ることができます。
ダイエットにおすすめのかき氷シロップ
- 『いちご』
ボリフェノールの一種である「アントシアニン」の力で、内臓脂肪を減らせ、痩せることができると言われています。 - 『バナナ』
利尿作用がある「カリウム」が豊富で、むくみの原因である塩分や水分を尿と一緒に排出してくれるので、むくみを取ることができます。 - 『みかん』
「ペクチン」という成分が豊富で、コレステロール値を下げてくれるので、血液がサラサラになり、代謝がアップするので痩せることができると言われています。
低カロリー・低糖質なかき氷でも食べ方にご注意を!
かき氷のカロリー・糖質量を紹介しました。
このようにかき氷は低カロリー・低糖質で、ダイエット効果も高いので、痩せることができるデザートと言われています。
しかし、そんなかき氷にも太る要素が含まれているので、食べ方次第では太る原因になってしまうので、今回紹介したシロップのカロリーや、食べ過ぎなどに注意して食べるようにしてみてください。
デザートといえば、高カロリー・高糖質でダイエットの大敵だと思われがちですが、かき氷はそんなことはなく、ダイエットに向いているので、ダイエット中は是非かき氷を試してみてください!