最近、スターバックスコーヒーや、ブルーボトルコーヒーなどの店舗が増えてきて、美味しいコーヒーを手軽に飲むことができるようになってきています。

マクドナルドやサブウェイなどのファーストフード店、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどのコンビニエンスストアでも安価で美味しいコーヒーを飲むことができ、多くの方が日常的に飲んでいるのではないでしょうか?

そんな多くの方の生活にとって切っても切れないコーヒーですが、気になるのはカロリーや糖質量ですよね。

コーヒーは基本的には低カロリー・低糖質で、ダイエット効果も沢山ある飲み物なので、飲み方を間違えなければダイエットにも有用ですが、同時に、飲み方次第では太るという要注意な飲み物でもあります。

今回は、コーヒーのカロリー・糖質量、ダイエット効果、気を付けたい飲み方、コーヒーダイエットの方法などを紹介します。

コーヒーのカロリーは?

ブラックコーヒーのカロリーは、豆の種類によって差はあるのですが、平均的に1杯(100ml)あたり「約4kcal」と低カロリーです。

コーヒー豆自体が低カロリーなので、コーヒーもこのカロリーの低さを実現しています。

コーヒー以外の飲み物のカロリー(100mlあたり)

  • オレンジジュース:約41kcal
  • コーラ:約46kcal
  • ジンジャーエール:約37kcal
  • 紅茶:約1kcal

コーヒー以外の他の飲み物のカロリーを紹介しましたが、このように比較してみるといかにコーヒーのカロリーが低いかが分かります。

もちろん、この数字はブラックコーヒーの場合であり、ミルクや砂糖、ガムシロップなどを入れたり、カフェラテなどのメニューにすると当然カロリーは高くなります。

しかしながら、ブラックコーヒーならば、低カロリーなので、ダイエット中でもOKな飲み物と言えるでしょう。

コーヒーの糖質量は?

コーヒーの糖質量は、カロリー同様に使用している豆などによって差はありますが、平均的に1杯(100ml)あたり「約0.7g」とかなり低糖質で、糖質制限ダイエットに向いている飲み物です。

コーヒー以外の飲み物の糖質量(100mlあたり)

  • オレンジジュース:約10g
  • コーラ:約11.3g
  • ジンジャーエール:約8.7g
  • 紅茶(ストレート):約0.1g

コーヒー以外の他の飲み物の糖質量を紹介しましたが、ブラックコーヒーの糖質量はこれらの飲み物と比較してみても低いことがわかります。

もちろん、砂糖やガムシロップ、ミルクなどを入れてしまうとグンと糖質量は高くなるので、注意するようにしましょう。

コーヒーが持つダイエット効果はすごい!

クロロゲン酸とカフェインが脂肪を燃焼してくれる

コーヒーには、「クロロゲン酸」や「カフェイン」といった、脂肪燃焼効果がある成分が含まれています。

このクロロゲン酸やカフェインが、今まで蓄積された脂肪を燃焼してくれるので、体脂肪が落ち、効率的に痩せることができます。

また、クロロゲン酸には抗酸化作用という働きもあり、細胞や内臓などを傷つけ、代謝を悪くする活性酸素を取り除いてくれるので、代謝がアップし、痩せやすい体を作ることもできます。

リパーゼが脂肪を分解してくれる

コーヒーには、「リパーゼ」というホルモンも豊富に含まれており、リパーゼには、体内の脂肪を分解し、排出してくれる働きがあります。

さらに、このリパーゼの効果を高めると言われているのが、アドレナリンです。

日常生活でアドレナリンを出してあげると、リパーゼの働きが活性化し、より高い脂肪燃焼効果を発揮します。

アドレナリンを出す簡単な方法として、運動をすることが挙げられます。

コーヒーを飲むことにプラスして、運動をしてあげると、体内からアドレナリンが分泌され、コーヒーに含まれるリパーゼの働きが活発になるのです。

利尿作用でむくみを解消できる

コーヒーを飲んだらトイレに行きたくなったという経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか?

コーヒーには利尿作用があり、むくみの原因である塩分や水分を尿と一緒に排出してくれ、むくみを解消してくれます。

むくみは単純に見た目が太って見えるだけでなく、むくみによって代謝が落ち、痩せづらくなると言われています。

コーヒーを飲むという方法以外でも、ダイエット中は塩分が高い食べ物を控えるなど、むくまないような生活をすることが重要です。

その他にもコーヒーには様々なダイエット効果があり、特に脂肪燃焼効果がすごいと言われています。より詳しく気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

コーヒーダイエットの注意点・気を付けたいこと

砂糖やガムシロップ、ミルクでカロリー・糖質が上がってしまう

ブラックコーヒーのカロリーや糖質量はかなり低いのですが、砂糖やガムシロップ、ミルクなどを入れてしまうと、一気に高カロリー・高糖質なコーヒーになってしまいます。

もちろん、カフェラテなどのミルクが入っているメニューも同様にカロリー・糖質が高くなります。

また、カフェやレストランなどでは、クリームなどをトッピングしたメニューがたくさんあります。

スタバでお馴染みの季節物のフラペチーノやトッピングしたコーヒー飲料は、普通の飲み物よりも高カロリーとなっているので、注意するようにしましょう。

カフェインの摂り過ぎは太る

先ほど、カフェインには脂肪燃焼効果があり、痩せれると紹介しましたが、痩せるからといって、カフェインを摂り過ぎると、反対に太ってしまう可能性もあります。

カフェインを摂り過ぎると、コルチゾールというストレスホルモンが増加します。

このコルチゾールが、食欲抑制の働きをするセロトニンを減らすため、食欲を増進してしまい、カロリーがオーバーしてしまい、太ることに繋がるのです。

コーヒーのダイエット効果を高める飲み方・方法

ブラックもしくは微糖で

ダイエット中にコーヒーを飲む場合は、ブラックか微糖で飲むようにしましょう。

ブラックもしくは微糖にすることによって、カロリーや糖質量を抑えることができるだけでなく、砂糖の量が少なければ少ないほど、カフェインのダイエット効果を最大限に引き出すことができるためです。

砂糖の量が多いと、カフェインのダイエット効果が薄まってしまうと言われているので、ブラックか、ブラックが苦手な方は微糖で飲むようにしましょう。

アイスよりホットで飲む

ダイエット中のコーヒーはアイスよりもホットで飲むようにすると、ダイエット効果が高まります。

ホットで飲むと良い理由は、ホットで飲むと内臓が温まり、内臓の働きが活発になるため、代謝が良くなり、痩せやすい体を手に入れることができるためです。

アイスコーヒーは反対に体を冷やしてしまい、内臓の働きが鈍くなってしまうため、人によっては代謝が悪くなり、太る原因にもなりかねないので、注意しましょう。

食事の20~30分前に飲む

コーヒーを飲むタイミングとして、食事の20~30分前くらいを目安に飲むことをおすすめします。

その理由は、コーヒーのカフェインには満腹感があるので、食前に飲むと食事の量を減らせるためです。

カフェインを摂取してから20~30分後に満腹感を感じると言われているので、それくらいのタイミングで飲むと、カロリーの摂取を抑えることができ、痩せることができます。

低カロリー・低糖質なコーヒーでも油断禁物!

コーヒーのカロリー・糖質量、ダイエット効果、注意点、ダイエット効果を高める飲み方を紹介しました。

このように、コーヒーは低カロリー・低糖質でたくさんのダイエット効果がある、ダイエットに向いている飲み物でした。

コーヒーには、リラックス効果などもあり、日頃から積極的に飲みたい飲み物ですが、飲み方を間違ってしまうと、太る原因にもなり得ますので、注意して飲むようにしましょう。