ボクシングやキックボクシングの練習に必須のパンチンググローブ。

数々のメーカーが製造し販売していますが、その中でキックボクサーやムエタイ選手に人気なのがスーパーウィンのパンチンググローブです。

この記事では、

・スーパーウィンのパンチンググローブの購入を検討している人 
・スーパーウィンのパンチンググローブの使用感を知りたい人

のために、実際に5年以上スーパーウィンのパンチンググローブを使っていた僕が、良い点と悪い点をしっかりレビューしましたので、参考にしてもらえれば嬉しいです。

ちなみに僕は、

・格闘技歴10年以上のキャリア 
・アマチュアのキックボクシングと総合格闘技への試合出場経験有り
・ボクシングのプロライセンス取得を目指し現在もバリバリ練習中 

の人間なので、レビューにはそれなりの信憑性があると思います。

目次 [ close ]

良い点

まず、スーパーウィンのパンチンググローブの良いところをお話します。

  • とにかく丈夫

僕が使っていて1番驚いたのがこの丈夫さです。
当時は週に2~3回の練習頻度でしたが、5年間で買い替えた回数はなんとゼロ。

使えば使うほど材質の本革が手に馴染んできて、パンチを打った時の感触も良いものになってきます。

ベロクロテープ式ではないため粘着力の低下という心配もないので、思う存分使い倒せます。

値段も決して高すぎるものではなく、正直に言ってコスパは最高だと思います。

  • パッドが分厚くケガをしにくい

スーパーウィンのパンチンググローブの中に入っているパッドは、実際に触ってみると分かるのですが他メーカーのものと比べてもかなり分厚いため、拳を痛めるなどのケガをしにくいです。

さすがに素手か軍手の装備で使うと拳の皮がめくれますが、バンテージを巻いた状態で使えばまず安心です。

初心者だとパンチの軌道が定まらず、拳ではなく指の第二関節の辺りで打ってしまうことがありますが、パッドの幅が広いおかげでしっかり保護してくれます。

これだけを使っていた時はあまり分からなかったのですが、他のメーカーのパンチンググローブを使った時にパッドの厚さの違いに驚いたのは良い思い出です(笑)

  • グローブが小さめなので便利

スーパーウィンのパンチンググローブは、他メーカーのグローブと比べるとやや小さめです。

だからリュックに入れてもそこまでかさばらず邪魔にならないため、どこに行くにも持ち運びが便利でした。

そして小さいならではのもう1つのメリットは、ムエタイの醍醐味である首相撲の練習がしやすいこと。

相手の首を抱えやすく、簡単なマススパーリングであればボクシンググローブがなくても、このパンチンググローブだけで十分な練習ができました。

悪い点

普通であれば良いところだけ書いて終わりだと思いますが、ここからは使ってみて「これはちょっとな…」と思った悪いところも正直に書いていきます。

  • 馴染むまではとにかく固くて使いづらい

本革なので当たり前なのかもしれませんが、使い初めはとにかく固いです。

加えて小さめなので手にはめにくく、パンチも打ちにくい状態が続くので最初は我慢の期間です。

少しでも早く馴染ませたいなら、その分練習をたくさんするしかありません。

ただし固いからといって水に浸けたり、洗濯機で洗ったりするのはやめましょう(笑)

  • 手入れがしにくい

商品の紹介ページでは「パッドを取り出して除菌スプレーをかけたりできる!」という文言がありますが、僕はいざやろうとした時になかなか取り出せず、元に戻せなくなる怖さもあったためできませんでした。

一応手をはめるところから除菌スプレーをかけしましたが、構造的に奥まで完璧に入れることが難しく、かといって手入れを怠ると練習後の指の部分の匂いが気になりました…

ただ、これはしっかりと乾燥させればそれなりに防げるので、練習が終わったからといってそのまま仕舞うのはやめた方がいいです。

総評

というわけで、僕が良いと感じたところと悪いと感じたところを忖度なく書いてみました。

個人的にはかなりお買い得なパンチンググローブですが、安さを優先したい人やサイズが大きい方が安心という人は、他のパンチンググローブが良いと思います。

ただ、本革製で見た目もなかなかカッコいいので、本格的な雰囲気を出したい人は迷わず購入することをおすすめします。