ひとくちに格闘技と言っても、ボクシングや柔術などその種類は幅広いです。

格闘技ジムの数は昔に比べてかなり増えて、一般の方でも格闘技をやりやすい環境は整ってきていると言えるでしょう。

そして時折「2つのジムに通っている」という、いわゆる格闘技ジムの掛け持ちをしている人もいます。

掛け持ちの仕方も様々で、ボクシングジムを2つなど同じ格闘技で掛け持ちしている人もいれば、キックボクシングジムと総合格闘技ジムなど異なる格闘技を掛け持ちしている人もいます。

なぜわざわざ複数の格闘技ジムに通うかというと、そうすることで得られるものがたくさんあるからです。

この記事を読むことで、以下の悩みを解決できます。

・格闘技ジムの掛け持ちは問題ないのか知りたい
・格闘技ジムを掛け持ちすることのメリットを知りたい
・掛け持ちしたいけど、お金が心配…

ぜひ最後までお読みいただければと思います。

格闘技ジムの掛け持ちは禁止されていない

「掛け持ちをするのって問題ないのかな…」と不安な方もいらっしゃると思いますが、全く問題ありません。

僕はこれまで5箇所以上のジムを渡り歩いてきましたが、規則で他のジムとの掛け持ちを禁止しているところは聞いたことがないです。

また、掛け持ちをしていることを自分から話さない限り、ジム側にバレることもまずありません。

両者が近場にあって出稽古などの交流が普段からあれば少し話は変わってきますが、個人情報の保護が叫ばれている現在はジムに所属する会員の話を他ジムにするようなことはないです。

豊富なコツやテクニックを教わることができる

格闘技ジムにいるトレーナーは、自身も元プロか現役のプロで、経験豊富です。

とはいえ、そのトレーナーの得意な(得意だった)ファイトスタイルや戦略があるので、教える際もそのコツやテクニックがメインになります。

それはもちろん教わる価値が十分にあるものですが、格闘技に正解はないため他にも様々なコツやテクニックが必ずあります。

格闘技ジムを掛け持ちするということは、その分多くのトレーナーに教わる機会が増えます。

するとそのトレーナー達がそれぞれ持っているコツやテクニックを教わることができるため、自分の中にたくさん引き出しが増えていきます。

そうすることで、以前よりグッと強くなりやすくなります。

その日の気分や状況で行きたい方に行ける

掛け持ちをしているということは、その日にどちらに行くかを自分で選択することができる状態です。

例えば「今日はマススパーリングとかの対人練習をたくさんやりたい」と考えているなら、対人練習を多めにやるジムAに行く。
「今日は最近教えてもらった打ち方を上達させたいから、ひたすらサンドバッグを叩きたい」と考えているならジムBに行く。

上記のようにそのジムの練習メニューに合わせて行く方を選んだり、仕事の日は職場から近いジムに行き、休みの日は自宅から近いジムに行ったりすることもできるわけです。

自分の気分や状況によって行くジムを選べるなんて、贅沢な感じがして嬉しくなります。

観察眼や分析力が養われる

1つのジムしか行っていない場合と、ジムを掛け持ちしている場合で異なるのは、『比較対象ができる』ということです。

「ジムAはジムBよりもトレーナーが細かいところまで教えてくれるけど、会員数が多くてサンドバッグが空いてない時があってやりたい練習がしにくい」とか、「ジムBはジムAより狭いけど、雰囲気がアットホームでトレーナーや他の会員に気軽に話しかけやすい」など、それぞれの良い点と悪い点が必然的に見えてくるのです。

そうしてジムを見る目が養われると、他のジムへ移籍しようかと考えた時に、見学の時点で「あ、ここは今通ってるジムより○○だな」というように分析がしやすくなります。

こうした観察眼や分析力は、普段の生活や仕事にも活きてくるので侮れません。

掛け持ちをする場合のお金の問題について

以上の通り、格闘技ジムを掛け持ちすると良いことはたくさんあります。

しかし、1つ心配事があるとすればそれはお金について。

ただでさえジムの会費は決して安くはないのに、掛け持ちでさらに倍近くかかるとなると「ちょっと厳しいなぁ…」という方もいると思います。

そんな方におすすめしたいのが、本業とは別に副業でお金を稼ぐ手段を取ることです。

実際僕も副業でお金をある程度得ています。

興味がある方はこちらの記事をどうぞ。

まとめ

ジムを掛け持ちすることのメリットをおさらいします。

・豊富なコツやテクニックを教わることができる
・その日の気分や状況で行きたい方に行ける
・観察眼や分析力が養われる

掛け持ちするとその分費用はかかりますが、1つのジムしか行っていない時よりも得られるものはたくさんあるので無駄なコストではないと思います。

「今のジムもいいけど、何だか物足りない…」と感じている人は、掛け持ちも検討してみるといいかもしれません。