ダイエットや健康維持のためにジムに通い頑張っている女性にとって、悩みの種になるのがウザい男性。

特にそのジムの常連で、中年世代の男性は、若くて可愛い女性を見つけると何かとちょっかいをかけがちです。

僕自身、某フィットネスジムでトレーナーをしていた時、そんな輩に悩まされて相談してくる女性にたくさん接してきました。

この記事ではそんな問題に悩んでいる、あるいはこれからジムに通うことを検討している女性に、ウザい男性の特徴と対処法・解決法をお話します。

ウザい男性の特徴4つ

Image of muscular athletic young man in t-shirt smiling and carrying fitness mat isolated over yellow background

ジムで女性にちょっかいをかけてくる男性には、主に以下の4つの特徴があります。

連絡先を聞いてくる・渡してくる

ウザい男にとって最初の目標は、女性と連絡先を交換することです。

今の時代、LINEやカカオトークといった無料トークアプリが普及したこともあり、さりげなくIDを聞いてきたり、自分から紙に書いて一方的に渡してくる輩がたくさんいます。

直接的に聞いてきたり渡してくることもあれば、「飼い犬や飼い猫の画像を送るよ!」とか「美味しいお菓子のお店があるからURL送るよ!」などと、口実を作って交換しようとするパターンも。

当然ながら女性はそんな見え透いた魂胆を察知し、交換をやんわり断りますが、ウザい男は決してめげずしつこく迫ってくるので女性にとっては恐怖でしかないと思います。

ジロジロ見てくる

運動着でトレーニングをしている女性は、普段よりも薄着+汗をかきながら一生懸命やっているという要素が組み合わさって、魅力的に見えます。

男性は普段見れない女性のそうした姿に思わず目がいきがちですが、ウザい男はこれを性的な目で見ており、ジロジロとずっと見続けます。

遠くからも近くからも、果ては女性が使っているトレーニングマシンの隣のマシンまで来て、ジロジロと見る輩もいます。

女性にとってみれば、直接何かされるよりも気味が悪く、気持ち悪いことこの上ないでしょう。

隙あらば話しかけてくる

ウザい男は、何とか女性と仲良くなりたい、あわよくば食事に行きたいなどと考えており、女性を見かけると話しかけようと狙っています。

タイミングとしては1人でいて、かつ休憩をしているところへすかさずやってきます。

話題はどうでもいいことばかりですが、大体は女性の好きなものや仕事のこと、いけそうと踏むと住んでいるところや彼氏の有無などまで。

デリカシーという言葉を一切持ち合わせていないどうしようもない輩も多く、女性も無視したいけれどあからさまに拒絶すると何をされるか分からず怖い・・・という状態になるケースが非常に多いです。

トレーニングの仕方を教えようとしてくる

ウザい男は、ジムに入会したての女性がいないか常にチェックしています。

そういった女性は、まだトレーニングの仕方もマシンの使い方も分からない点が多く、困り気味です。

そこを狙って、すかさず「大丈夫?教えてあげるよ!」と、まるで親切心から声を掛けましたという雰囲気で近付いてきます。

もちろん女性はそうした下心を見逃しませんが、まだジムのこと(事情)も分からず、無下にしづらいということもあって、断りきるのが難しいケースが多いです。

ウザい男もそれが分かっているから、入りたての女性を標的にするのです。

ウザい男への対処法と解決策

Side view of young muscular woman doing lunges in the gym.

こうした輩は、やんわり遠回しにNoの意思を伝えても、理解しないどころか誤解してさらに近づこうとしてきます。

そのため、以下の対処が必要となります。

トレーナーに相談する

まずはジムにいるトレーナーに、正直に相談しましょう。

実はこうした輩の行為が原因でジムを退会してしまう女性が少なからずいるので、ジム側としても敏感にならざるを得ない問題となっているのです。

即時の対処は難しいですが、悪質な迷惑行為として退会処分となった男性の事例もあるので、解決に向けた効果は期待できます。

また、相談することでトレーナーも男性がちょっかいをかけていないか監視を厳しくし、可能な限りフォローしてくれるので、言いづらいかもしれませんが勇気を出して相談することをおすすめします。

ハッキリ伝える

先程お話した通り、ウザい男はやんわり遠回しにNoサインを出しても効果は期待できません。

そこで、1度明確に「すみませんがトレーニングに集中したいので話しかけたりはやめていただけますか?」などと伝えてましょう。

ジムの共同スペースであれば人がたくさんいますし、万が一何か言われたりされそうになったら、すぐにトレーナーに助けを求めにいけばOKです。

実行することはとても怖いでしょうし、無理強いはできませんが、こうすることで事態が好転する可能性もあります。

ジムを変える

上記2つの対処法は、『今後もそのジムに通う』という前提のものです。

しかしそれで解決が難しい場合は、ジムを変えるという選択肢も視野に入れるべきかもしれません。

ほとんどの方は自宅もしくは職場に近いジムに通っていると思うので、現実的ではないかもしれません。

それでも、こんなウザい男のせいでトレーニングに集中できず、ジムに行くのも嫌になってしまうのであれば、検討が必要です。

ただ、違うジムでもまた同じようなウザい男に絡まれる可能性もゼロではありません。

そこでおすすめなのが、パーソナルトレーニングジムです。

パーソナルトレーニングジムに通うメリット

パーソナルトレーニングジムは、基本的にあらかじめ予約した時間にトレーニングを行います。

その時間中はトレーナーとマンツーマンのため、他の会員はいません。

つまり周囲を気にすることなく、自分だけのトレーニングに集中することができます。

当然ウザい男に遭遇することもないので、その悩みから全て解放されます。

また、トレーナーとのマンツーマンなので、とてもクオリティの高いトレーニングを受けられて、自分1人のトレーニングと比較すると効果は段違いです。

その代わり会費は通常のジムよりも高くつきますが、最近は女性専用のパーソナルトレーニングジムがあって、女性トレーナーも多く在籍しています。

気軽に通いやすく、ウザい男に狙われる心配もなく、安全に集中してトレーニングできるのは、かなりのメリットではないでしょうか。

無料カウンセリングを受けてみよう

girl in sportwear isolated

パーソナルトレーニングジムに通ったことがない女性にとっては、それなりの不安もあると思います。

そんな方に向けて、無料カウンセリングを実施しているジムもあります。

自分の今の身体に関する悩みやトレーニングで実現したい目標など、トレーナーがしっかり受け止めサポートしてくれますし、ジムの雰囲気も掴めます。

いきなり入会するのが怖い方は、まず無料カウンセリングを受けてみるのが良いでしょう。

ウザい男に負けずに良いトレーニングを!

Asian women resting after play yoga and exercise at home background with copy space.Exercise for Lose weight, increase flexibility And tighten the shape.

本来、ジムはトレーニングをする場所であって、こんなことで悩む女性がいてはいけない(作ってはいけない)はずです。

これが原因となって被害を受けている側がジムを退会したり、ジムが嫌になってしまう人がいるのはとてもおかしいこと。

しかし現実問題として、こうした輩がほぼ野放しになっており、ジム側の対応が後手後手に回ってしまっているのも紛れもない事実です。

ただそれでも、せっかく始めたトレーニングをこんな理由で辞めるのだけは避けてほしいところです。

この記事をお読みいただいた女性が、どんな形であれ今後も楽しくトレーニングを続け、理想の自分になれることを願っています。