格闘技ジムには、たくさんの人が集います。
今や子どもからお年寄りまで、文字通り老若男女がそれぞれの目的で格闘技を楽しめる時代になりました。
僕の格闘技歴は10年以上で、これまで5ヶ所以上のジムを渡り歩いて来ましたが、なぜかどのジムにも必ず1人は存在するタイプの会員がいて、
これって格闘技ジムあるあるなのかな…??
と思うようになりました。
今回は、どのジムにも必ずいる会員のタイプを4つご紹介します。
これから格闘技ジムに通うことを検討している人は、「ジムに行くとこんな人がいるのか」と参考にしてもらえればと思います。
マススパーリングで男性相手だと本気で打ってくるおばさん
マススパーリングとは簡単に言うと『お互い攻撃を当てない(もしくはごく軽く当てる)スパーリング』のことです。
お互いの技術を高めあうことを目的としており、力を入れる必要は全くありません。というか危険なので禁止されています。
しかし、なぜか相手が男性になると全力で攻撃してくるおばさんがいます。
正直言って下手なので、こちらがその気になれば簡単に倒せるのですが、そういうわけにもいかず。
何とか止めようと手は尽くすのですが、いかんせんこちらは当てないようにしか打てないので構わず前に出てきます。
したがって、とにかく避ける・かわす・ガードするに徹するしかなく、非常にヒヤヒヤする時間を過ごすことになります。
ストレス発散なのだとしたらミットとサンドバッグだけにしてほしいと本音が零れそうになります。
下手なのに新人会員にアドバイスするおじさん
ジムには必ず古株のおじさん会員がいます。
古株にも関わらず、正直実力は…というのが特徴なのですが、それは問題ではありません。
問題は、ジムに新規入会してきた若い人(女性や学生など)にやたらとアドバイスしたがるのです。
それはトレーナーの仕事であって会員が自分からすることではないですし、アドバイスも的外れなものが多いためジム側も若い人からしても迷惑なのですが、それすら本人は気付いておらず。
会社では後輩や部下に偉そうに振る舞うも、仕事ができないタチの悪いおじさんなんだろうなぁと偏見を持ってしまいます。
独特の構えとスタイルで闘う人
格闘技には基本となる構えがあって、最初はみんなトレーナーからそれを教わり練習します。
しかし、なぜか構えが我流の状態でやり続けている人が必ずいます。
もちろんプロの中にも独特な構えでトリッキーな闘い方をする選手はいますが、それは基本がしっかりできている上で、あえて崩しているに過ぎません。
基本がロクにできていないまま構えを崩して闘っても、どこかで限界を迎えることになります。
こちらが口を出すことではありませんし、個人の自由ではあるのですが、どういう過程でそうなったのかは非常に気になるところです。
才能に溢れすぎている人
世の中には『単純に人間として強い』と言わざるを得ないほど、才能に恵まれている人がいます。
体格・パワー・スピード・勘の良さなど、どれをとっても格闘技をやるために生まれてきたのかというくらい才能を感じさせるのです。
実際に、始めて3ヶ月もすると既存の会員を軽くいなせる程の上達を見せ、いつの間にか一般の部では相手がいなくなりプロ練習に参加するようになった…という人もいました。
こういう人を見ると自分との差に劣等感を抱いてしまう可能性があるので、「世の中にはそういう人もいるんだ」と冷静に捉えるようにすることが大切です。
まとめ
以上、格闘技ジムに必ず1人はいる4タイプの会員をご紹介しました。
基本的には自分に実害が及ばない限り、他人がどうであっても特に問題はありません。
しかし、もし何か自分に影響が及びそうなことがあったら迷わずジム側に相談しましょう。
大切なお金を使って通っているジムで、不要なストレスを抱えることがないようにしてもらえれば何よりです。